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テーマ:☆仙台☆(2145)
カテゴリ:今日のできごと
8月9日(水)
仙台高等裁判所の片平丁側、石垣の上には松や桜、梅などの樹木があり、フキ、ツユクサ、ドクダミなどの草花が季節ごとに花を咲かせ楽しませてくれるスポットなのですが、今朝通りかかったら、見慣れぬ白いユリの花が咲いているのを見つけました。 ![]() by OLYMPUS STYLUS XZ-2 よく見れば、周辺にいくつか花開いているモノやつぼみがふくらんでいるものがありました。 何年もここを歩いているにもかかわらず、いままで一度も見たことがないユリの花が、けっこう目立っていました。 毎年ここで花を咲かせていたのなら、一度くらいは気づいてもよかったはずですが・・・ 今年になって、突然どこかからもたらされたのか・・・? 雰囲気的に、人間が意識して植えたモノとは考えられない生え方、咲き方です。 調べてみると、「テッポウユリ」または「タカサゴユリ(ホソバテッポウユリ、タイワンユリとも)」のいずれかではないかと思われます。 葉の細さなどを考えるとタカサゴユリが濃厚です。 テッポウユリは日本固有種ですが、分布は南西諸島や九州南部ということで、東北に自生することはなさそう。また花期が6月ということですので、可能性は低いと思われます。 一方、タカサゴユリは別名からもわかるとおり台湾原産で、花期は8月。また別名のとおり、テッポウユリにくらべて葉の幅が狭く、細いそうです。 どっちにしても、もともと東北にはいなかったユリということですね。 しかしタカサゴユリには、ちょっと危険な薫りが漂います。 国立環境研究所の「浸入生物データベース」というHPに、1923~1924年(大正年間)に観賞用として導入され、繁殖力が旺盛で、宮城以南の広い地域に広がっていったようです。 在来種との競合、近縁な在来種との交雑もリスクとして挙げられています。 植物病害ウイルスの宿主でもあるようで、これらのウイルスを在来植物種に媒介するリスクも想定されるとのこと。 きれいだからと手放しで喜んではいられないようです。 南方原産のユリが宮城にまで広がっている(いちおう宮城は北限みたいですが)というのは、いわゆる地球温暖化の影響もあるのでしょうか。
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Last updated
2024.07.31 09:55:20
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