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テーマ:☆仙台☆(1911)
カテゴリ:趣味の写真
11月12日(日)
今日の天気予報では、午前中曇り、午後から雨になる・・・気温は低い といっていました。 昨日、出かけるときに靴のチャックが壊れてしまったので、仙台駅東口にある歩楽人(ふらっと)へ。 修理可能か確認しに、そしてもう靴底がすり切れて買い換え時になっている靴をひとつ新調するために、久しぶりの訪問。 コロナ前から・・・と思っていたら意外に最近、今年1月9日に今の靴(チャックが壊れた靴)を購入していたのでした。 人の記憶とはなんと曖昧なことか。 古い方の黒い靴は、2019年9月に購入したものということで、最近あまり履いていなかったとはいえ4年ちょっととなります。 だいたい一日平均1万2千歩ほど歩くので、安物ではすぐダメになってしまいます。 中敷きも作ってもらうので、少々値は張りますが、快適に歩いて長持ちするのであれば安いものです。 しかし、どうせ靴を新調するならばチャックが壊れたからではなく先月のうちに歩楽人へ行っておくべきだったと少々後悔。 というのも、10月のラッキーアイテムは「新しい靴」だったんです! しまったなあ・・・ 歩楽人へ行く前には、まず片平の職場に車を置いてリュックにE-M1 Mark IIIと12-40mmズーム、そしてM.ZUIKO 45mm F1.8、さらに久しぶりにKOWA PROMINAR 8.5mm F2.8を入れて片平周辺を散歩しました。 いつものように放送大学宮城学習センター(旧東北帝国大学理学部生物学教室)敷地内へ入り、まずは片平丁の通りに向かって薄曇りの逆光を受けながらもみじの撮影。 この季節、この場所から通りのほうへ目を向けると、目の前の紅葉したモミジ越しに「佐藤屋」の傾いて今にも崩れそうな古い建物を望みます。 佐藤屋は、かつて医学留学生として仙台に来ていた魯迅が、2か月ほどという短期間ではあったものの下宿していた家です。 もっと長く住んでいた下宿の建物は残っていなかったので、佐藤屋は(日本人よりむしろ中国人の方々に)とても有名な魯迅関連スポットでした。 今年5月頃、取り壊されたあとに記念公園がつくられましたが、なんだか微妙なデザイン。魯迅を偲ぶとか歴史を感じるというムードはあまり漂ってきません。 今年の色づきがイマイチであることとも相乗効果になってしまっている・・・? でも、一枚だけ上を見上げてちょっとアップで撮った写真は、まだ色づきが足りない緑の葉の中に数枚だけ薄く色づいた葉を配置したのがイイ感じになりました。ファインダーで見たときから「これはイケる」と感じ、あとになってPCで確認してみても、なかなかの出来映え、ピントもちゃんと狙ったところへ来たし、主題以外の葉のボケ具合もいい。 最近、無意識の必須ルーティンになっている「DxO PureRAW」での処理をかけてみたら、なんだか全体に赤みが強めに入ってしまったように感じました。 今年のイマイチ進まない紅葉の中に、ようやくうっすら色づいた葉がいたよ、と訴える主旨の写真なので、色づいている葉以外はもう少し緑っぽい、というか青っぽくてもいいくらいだと感じたので、生RAWファイルを直接OM workspaceで色温度調整してから現像してみました。 いろいろな色温度を試してみたところ、4500Kくらいがいちばん自分の(実際に見たときの、または見たときに印象に残った)色味に近いと感じました。 次ににキチジョウソウの花を撮りましたが、久しぶりのPROMINAR 8.5mm F2.8は、すでに何回も撮っている同じ被写体でも新鮮な印象を与える写真が撮れたと思います。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 ほとんど歪みのない超広角レンズ。ライカ判フルサイズの17mm相当となる画角で、20センチまで寄れます。 とはいえ、ギリギリまで寄ってもキチジョウソウの花はフレーム内では小さく写ります。 そこで、ミラーレスの強み、ファインダー内または背面液晶パネルの画像を一部拡大表示して精密にピントを合わせることができる・・・のですが、カメラを地面に置いて仰ぎ見るアングルで撮影するときは、液晶パネルを起こして上から覗く(というか眺める)かたちになります。 視点から画面まではだいたい4~50センチくらい。3インチくらいの液晶パネルはやはり小さいです。 そこに大伸ばしに表示させた被写体も、いくら手ぶれ補正があるといっても前後のピント合わせではプルプルゆらゆらするので大変です。 木の根元から葉を伸ばし花を咲かせていたキチジョウソウを、その下から見上げて撮るアングルが「超広角」ならではな感じになってイケてると思ったのですが、しゃがんで手を伸ばしてカメラを地面に持っていき、背中を丸めて上に向けた液晶画面をいっしょうけんめい見るのですが、なかなか細かいところがよく見えず、ちょっとピントが甘くなってしまいました。 ローアングル撮影可能な三脚に固定してじっくりピント合わせすれば良いのでしょうが、そうそう腰を据えてじっくり撮影に取り組むことはできません。今日も時間に追われながら歩き回って手持ちで次々シャッターを切るようなスタイルでは、一昔前に比べればずいぶん楽になったとはいえ、まだまだしんどいです。 腹ばいに寝っ転がって直接ファインダーを覗くか液晶画面を近くから見られるような体勢になればいいのですが、それもなかなか気軽にというわけには行きません。 仙台駅へ出かけて昼食を取り、戻って来たら車で青葉の森へ。 雨が降りそうなので急いで行きます。 キッコウハグマの花を撮るのが最大の目的。 こもれび広場の駐車場に車を置こうとしたら、なぜか満車。下の大きめの駐車場もびっしりで停める場所がありません。 しかたなく、管理センターへ行きましたが、こちらもけっこうたくさんの車が。 森にそれほどの人が入っているとは思えない。いったいこの人たちは何が目的でどこへいったのでしょう? 管理センターの裏から森に入って、疎林広場をかすめてせせらぎ広場へ、そして管理センターへ戻ってくるという、ここ最近ほとんど歩かなかったルートです。 なかなかキッコウハグマの白い花に出会えずあきらめかけていたとき・・・みつけました。 せせらぎ広場の橋を渡ったところの、道の脇の土手にたくさんのキッコウハグマが。 でもこれだけたくさんあるのに、花咲いているものが見つからず、ぬか喜びかと思ったら、いくつか咲いているのをようやく発見。 花の咲き具合も良いタイミングで、45mmレンズにリングライトをつけてバシバシ撮りました。 大満足で管理センターに戻って来て、車に乗り込んだところで雨がポツリポツリと。 降られる前に切り上げられてよかった。
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Last updated
2024.11.30 23:40:41
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