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テーマ:オリンパス(122)
カテゴリ:趣味の写真
12月2日(土)
今年2月(詳細は2月18日の日記参照)に、ふと思いついてフォーサーズ用の1.4倍テレコンEC-14とOM ZUIKO 50mm F1.8を連結して70mmF2.5レンズにしてしまう試みを実行しました。 ライカ判で140mm相当の中望遠、ほぼ135mmレンズの画角を再現する条件を体感したかったという、大したことない動機からでした。 2月18日に初テスト、2月23日には三居沢と片平でもテストしています。 50mm F1.8レンズは2本持っていました。もともとあった1本は、高校生のときから手元にあったものの、ほとんど使わず放置していたらポツポツとカビが生えてしまい、後年ヤフオクで新たに入手した2代目をメインとして、7, 14, 25mmエクステンションチューブを用いた独特のボケ味を楽しむマクロ撮影で使っていたのですが・・・2月26日のテスト時に、最も出番の多いOMエクステンションチューブ14mmとガッチリ合体したまま外せなくなってしまい、超ド近眼状態に。 このときはなんとかギリギリ離れて「せんだい農業園芸センター」の蝋梅の花を撮りましたがそれっきり。 しかも、その後3月に東京出張へ行った際に新宿のOMシステムプラザに立ち寄った折、「50mm F1.8を使っているならM.ZUIKO 45mm F1.8に」4月1日にm4/3のM.ZUIKO 45mm F1.8レンズを購入して以来、OM ZUIKO 50mm F1.8はほとんど引退状態になっていました。 今回は、カビレンズのほうをリュックに入れて出ました。 ついでに、RICOH GXR(Mマウントユニット)にOMアダプターをつけOM ZUIKO 50mm F3.5マクロレンズを装着、これ1本での撮影も合わせて実行。 良覺院丁公園で紅葉と枯れハキダメギクでも狙うか、と思ったらやっぱり土曜日の昼過ぎは子供連れの方々がいらっしゃる。 そういえば17時に散髪の予約を入れていた。思ったほど時間に余裕がない。 ・・・ということで、結局仙台城へ向かうことに。 まずは五色沼の奥、最近ちょっとした遊歩道が整備されていて、しかも周囲にちょうど良い野草フィールドが展開されており、ほとんど人も入ってこないので、いろいろとごにょごにょ作業するにはうってつけです。 先日来たときに見つけたベニバナノボロギクやなんかを狙ってみるか、と思いましたが「タデ」(何タデかは不明)、ヒメジョオンなんかがいたのでちょうど良い。 GXRと50mmマクロコンビから撮影開始。まずはふつうにそのまま撮影し、LEDリングライトを装着・・・はE-M1 Mark IIIと「なんちゃって70mm F2.5セット」のほうから先に装着して撮影!・・・と、もう電池切れ近くになったかどんどん暗くなっていく。 E-M1 Mark IIIのほうは暗くなっても手ぶれ補正で問題ないとしても、GXRのほうはどうか?・・・心配になりましたが、ISO1600くらいまで感度を上げれば現実的なシャッター速度条件を確保できたのでひと安心。 堀(五色沼の奥)のまわりをクルッと回って、土手の斜面に展開しているナンブアザミのポイントへ移動。 花の時期は逃してしまったのですが、去年の10月に同じ場所で花を撮影していました。(2022年10月8日、E-M1 Mark III + KOWA 8.5mm F2.8、残念ながらこの日の日記は別の話題のみでした) もうすっかり枯れていました。からまっていたクズもしおれています。 ![]() by RICOH GXR (MOUNT A12) + OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 ナンブアザミの枯れ花はなかなかの迫力で、絞り開放でグッと寄っていくと、なかなか芸術的なボケが楽しめました。 ![]() ・・・とはいえ、GXRのほうでショット数が少なかったのが後で考えると残念でしたが、E-M1 Mark IIIの70mm F2.5ではなかなか良い写真が撮れました。 ![]() by OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + OLYMPUS EC-14 + OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 これはイケる!・・・と、保険で持ってきていたOM E.ZUIKO 135mm F3.5につけかえて、189mm F5相当の望遠レンズとしても何枚か撮影。最近接撮影距離1.5メートルは、OM ZUIKO 65-200mm F4レンズの200mmクロースフォーカスでの85センチには及びませんが、物理的に寄れない分だけ焦点距離伸張でレンズ単体よりはアップ撮影ができることを確認しました。 土手のひなたに映えて黄色い花を咲かせていたキク科の何か・・・ ![]() by OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + OLYMPUS EC-14 + OLYMPUS E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5 花の総苞を見ると、トゲトゲしていてなんだかオケラのミニチュア版みたいです。 あとで名前を調べようと思います。 ※後日、この黄色い花は「コウゾリナ」であることが判明しました。 さて、オールドOM ZUIKOレンズたちとフォーサーズ用の1.4倍テレコンの組合せ、とくに135mm F3.5レンズは単独ではあまり寄れないのですが、装着と同時に2倍の270mm相当となり、さらに1.4倍の378mm相当の望遠レンズとなれば、1.5メートルの寄りでもけっこうアップで撮れるということがわかりました。こんな使い方を頻繁に実施することはないかもしれませんが、おそらくだれも試したことのない組合せ、もしかしたら世界初?・・・でも賞賛されるようなことはないと思いますが。 ただ、せっかくの軽量コンパクトな135mmレンズが少し大きく重くなってしまうのと、F5相当まで暗くなってしまうのが残念です。 OM 65-200mm F4をそのまま400mm相当F4で85センチまで寄ったほうが、シンプルに良いのかもしれませんね・・・あとは写りの良し悪しがどのように出るか。まあ真剣に比較検討してみようとは思いませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.12.09 18:47:14
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