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テーマ:オリンパス(122)
カテゴリ:趣味の写真
2月27日(火) 強烈な低気圧が通過して東の海上に移っていくために、全国的に北風が強まって寒くなる予報。 朝の出勤時も、向かい風で前へ歩くのが困難なほどの強さ。 地下鉄青葉通一番町駅を降りて青葉通を西へ歩く際も、強い向かい風に苦労しました。脇を見ると歩道の車道側に植えられたヤブランの葉がいっせいに仙台駅方面(東)を向いて激しくなびいていました。 気温も昨日より少し下がる予想。 暖冬暖冬といわれてはいますが、やっぱり冬は冬です。 さて、2012年の暮れからずっと愛用しているOLYMPUSの高級コンデジ(当時)、STYLUS XZ-2には「内蔵NDフィルター」なるものが装備されています。 この内蔵NDフィルターについて、仕様や機構などをあまりよく理解していないので、ちょっと調べてみようと思いました。 内蔵NDフィルター機能をONにすると、絞り値で3段分の光量を減らすことができる、というものです。 OLYMPUSのHP(今でも閲覧可能ですが、いつまでアクセスできるか・・・)では、内蔵NDフィルターについて「3段分の露出コントロールが可能なNDフィルターを内蔵しています」と書かれていますので、デジタル処理するわけではなくて物理的なフィルターが内蔵されていて、光軸上に差し入れられる機構がはたらくということでしょうか。 電気的に、センサーの感度を極端に下げてNDフィルターを装着したかのような効果を生み出しているということなのか?
また、このカメラが備える「iZUIKOレンズ」について。 「全ての焦点距離において、約80mm×60mm付近の被写体を画面いっぱいに撮影することができます」と、ズームしてもワイドから望遠まで撮影倍率がほぼ不変のマクロ撮影が可能と謳っています。 広角端では望遠端より倍率が高いように感じていましたが、それは広角端のみに機能する「スーパーマクロ」のみなのかも。 アクセサリーについて。 「本革ボディージャケット CSCH-111」は、買っておいてほんとうによかったと思っています。ジャケットなしでは、グリップがついているとはいえ薄べったいです。ホールド感が大きく違うし、そのままバッグに入れても安心です。 「自動開閉レンズキャップ LC-63A」も必需品です。キャップの付け外しを気にする必要がまったくないので便利です。しかし、なぜか装着時に奥までねじ込むと斜めになってしまうのが困りものです。またどうしても4枚の板の隙間からホコリやゴミが入ってしまうので、ときどきレンズ表面を拭う必要があります。まあこれはたいした手間ではないのですが。 「テレコンバージョンレンズ TCON-17X」は持っていませんが、装着すると望遠端24.0mm(112mm相当)をF値(開放F2.5)を維持したまま1.7倍にする、ということは、40.8mm(190.4mm相当)の望遠撮影が可能になるということですね。最近接撮影距離が維持されるのであれば、マクロ撮影倍率も単純に1.7倍されるということですが、その点は言及されていないのでどうかわかりません。 このTCON-17をXZ-2に装着する場合には、別にコンバージョンレンズアダプタ CLA-12(飛び出すレンズに当たらないように伸ばす筒)が必要ですが、これは単独で使用すればフードにもなり、先には55mmのネジが切ってあるので、市販のレンズフィルターを装着することが可能なんだそうです。 偏光(PL)フィルターを使いたいときにはあると便利ですが、どうでしょう。 デジカメWatchのXZ-2紹介ページ(2012年11月14日付) では、XZ-2は「旅の相棒にふさわしいコンパクト」と評されていますが、「旅」に限らず日常の「お散歩の相棒」としても十二分に活躍してくれるカメラだと思います。もともとi.ZUIKOレンズの描写は十分でしたが、DxO PureRAWで処理することにより、レンズの光学系を考慮した画像解析と処理で、ノイズも強力に除去しながら解像度、歪みなどが正確に補正された画像を得ることができます。 ただ単に、もとの画像に対してシャープネスやコントラストを強調するという処理とは根本的に違います。 ピンぼけを修正するというようなことはできませんが、レンズの光学系を考慮して記録された画像から完全にもとの映像を復元するというようなイメージです。 どうも、OLYMPUS(OM digital solutions)の純正画像処理ソフト、OM Workspaceでもノイズ処理など多少RAW画像から改善しているようですが、PureRAWの処理はもとの画像からレンズ光学系を通って歪められたりぼやけたりした記録画像からその履歴を逆にたどって元の画像を再構築するような感じで、XZ-2に限って言えば、処理すれば効果が必ず(良い方向に)得られます。 XZ-2とPureRAWのコンビで、たいていの場面に対応可能であり、わざわざ一眼カメラなどを持ち出す必要が生じるケースは以前と比べるとずいぶん減りました。むしろ、あえて一眼カメラで撮るというときには、XZ-2にはできないことでなければならないという意識がはたらき、レンズの組合せなどをより深く考えて臨まなければならないということにもなります。 XZ-2の活躍が、所有する他の撮影機材との棲み分けや活躍の場と活用先を意識するきっかけになっているように思います。 とはいえ、10年以上の付き合いであってもまだまだこのカメラのポテンシャルや機能を十分に引き出して使いこなしているとは言い難い状況です。常に身につけて持ち歩いている「携帯カメラ」として、壊れない限り使い続けて行こうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.02.28 19:02:44
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