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カテゴリ:趣味の写真
3月10日(日) RICOH GXR 長年愛用しているカメラではありますが、このカメラを持ち出して何かを撮影した最後は、なんと去年(2023年)の12月2日。 今年に入ってからは一度も出番なしです。 そんなこともあり、今日の散歩のお供は当初OLYMPUSのミラーレス一眼機、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIにしようかと考えていたのですが急遽変更して、 RICOH GXRにsmc PENTAX 24mm F2.8とRICOH XR RIKENON 50mm F2L、そしてPENTAX 接写リングKのNo.1(9.5mm)と2(19mm)という装備で出かけることにしました。 片平キャンパスの片隅(日当たり良好の一等地)でオオイヌノフグリやオニノゲシ?、ヒメオドリコソウが咲いているので、まずはそれらで肩慣らし。 オオイヌノフグリは、厄介者の外来種ということを知って以来なかなか撮影意欲が湧きません。今回もスルーしてしまいました。 久々のGXR、今日の初レリーズは、ノゲシ?オニノゲシ?の花。 ![]() by RICOH GXR+MOUNT A12, smc PENTAX 24mm F2.8 ノゲシは在来種、オニノゲシは外来種です。 ノゲシと比べて、オニノゲシは「葉が硬くて光沢がある」「葉の縁が刺々しい」「葉が茎を抱く」
葉を触ってみれば、その固さ具合からある程度わかりそうですが、このときは写真に撮っただけで触らなかったのでよくわかりません。触っておけば良かった・・・ ![]() ヒメオドリコソウは、昨日もそうでしたがやはり首を縮めて寒そうにしているように見えます。 24mmレンズ(ライカ判の36mm相当ですが)は、単体で25センチまで寄れますが、接写リングを入れることによりヘリコイド繰り出しに下駄を履かせるかたちとなり、(ムリヤリ、ではありますが)さらに接近しどアップで撮影することが可能です。 PENTAX接写リングKのいちばん厚みのないNo.1(9.5mm)を装着して撮影したのが上の写真ですが、小さい上に寒さのためか背も低い地面すれすれ高さの花を、大迫力で撮影できました。 絞りはF2.8開放ですが、写りはけっこうシャープでボケ具合もちょうど良い。 撮影体勢が苦しくてたいへんでしたが、その甲斐ありました。 ちなみに、この接写リングNo.1を28mmレンズに装着すると、ライカ判で約1/2倍の接写になるということなので、APS-CセンサーのGXRマウントユニットでは1/2×1.5=約3/4倍相当以上の接写ということになる? 極端なアップでもないほどほどの拡大率で、被写体にかなり接近するという難点を除けばかなり使いでのある組合せかもしれません。 でも、たいていは単なる広角レンズとして使うことが多いので、まあ25センチまで寄ることができれば十分、というケースがほとんどですが。 ![]() by RICOH GXR+MOUNT A12, RICOH XR RIKENON 50mm F2L 片平丁小学校の西南角、歩道に面して低い石垣があり、そのあいだにイヌノフグリが根を張り、小さな花を咲かせていました。ここは日当たりが良く、しかもその日光を遮るほかの植物がほとんどいないので、茎を立ち上がらせることができないイヌノフグリにとっては絶好の一等地といえるでしょう。 道を歩いていてもすぐ目にとまるオオイヌノフグリの花と違って、色も派手ではないしとにかく小さいので簡単に見つけることはできませんが、この場所は数少ないイヌノフグリ撮影ポイントです。 レンズをRICOH XR RIKENON 50mm F2Lに交換、そして接写リングも9.5mmのNo.1に19mmのNo.2を連結して、単独で28.5mmのNo.3相当にして装着。 レンズ単体では60センチまでしか寄ることができませんが、28.5mmの接写リングが入るとかなりの接近戦になります。拡大倍率も1.25倍、つまり1.25×1.5=約1.8倍相当ということに。 この組合せで撮ったイヌノフグリの花がこちら かなりレンズの光学設計範囲から逸脱した撮影距離なので、全体的にぼんやりした感じになってしまいます。 絞り込めばシャープになりますが、それではこのレンズでなければならない意味が失われます。 撮って出しのJPEG画像に明るさ調整やトーンカーブ調整を施しても限界がありますので、Luminar Neoでノイズ除去とスーパーシャープ処理を施してみると、ピントを合わせた領域のシャープネスを向上させることができます。 やりすぎると不自然になってしまいますが、うまくやればそこそこイイ感じの雰囲気が出るように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.01 09:27:41
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