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カテゴリ:趣味の写真
7月20日(土) RICOH GXR。 古いデジタルカメラでもうすでに販売は終了していますが、独創的なシステムで未だに地味に人気のあるようです。レンズと撮像素子がセットでパッキングされたカートリッジを、本体に抜き差し交換して使うというものです。 私は2011年暮れに入手し、最初は標準ズームレンズユニットのS10 24-72mm F2.5-4.4 VCと組み合わせて常に持ち歩くお散歩スナップカメラとして使っていました。 1年ほど後に、今でも使っているOLYMPUS STYLUS XZ-2という高級コンパクトデジカメにお散歩スナップカメラの座を譲り、新たにMマウントのレンズを装着できるマウントユニットA12を導入して、マウントアダプターを介したKマウントの古いレンズとの組み合わせで趣味カメラに生まれ変わりました。 その際、背中に貼りついて向きを変えられない液晶モニターだと不便なので、ホットシューに挿して使う電子ビューファインダーVF-2も一緒に導入して、けっこう快適にフォトライフを楽しんでおりました。 しかし昨日、チルトすると表示が消えて真っ暗になってしまう状態に陥った、RICOH VF-2。 背面液晶パネルが背中に固定されていて、とくにローアングル撮影への対応が極めて困難なGXR、上から覗くことができる電子ビューファインダーVF-2は貴重なアイテムです。 今日はとくに何かを撮影したわけではありませんが、XZ-2でVF-2を撮影してみました。
![]() by OLYMPUS STYLUS XZ-2 これはふつうにカメラを構えて後ろから覗くアイレベルの状態。 こうして使う場合は、ファインダーなしで背面液晶に表示させても対応できます。 ただ、顔を押し当てて安定させるVF-2使用時と比べて手ブレに対する安定感には不安があります。 とくに、望遠レンズでの撮影や、接写リングを入れた近接撮影にはVF-2に顔を押し当てる体勢の安定感は抜群。 また、明るい野外などでは背面液晶がかなり見づらくなります。画質もあまりよくないので、ピント合わせが本当に大変です。ファインダーを覗き込むスタイルというのはここでもメリット大です。 ![]() このように真上まで起こせば、地面すれすれからのローアングル撮影もラクラクです。 後ろに壁があってカメラの背中を壁際ギリギリまで下げてしまって後ろから覗くことができないときも、横から見下ろしてファインダーを見ながらフレーミングとピント合わせをすることが可能です。 しかし、この写真のように最大まで起こしてしまうとまったく表示されなくなります。画面は真っ暗。カメラ本体からの信号がどこかで途切れてしまうようです。 そうなると、カメラ側としては「VF-2が取り外された」と認識するようですね。 従って、元の位置に戻しただけでは真っ暗のままになります。一度外して装着し直すか、電源を切って入れ直す必要があるというのはやはりそういうことなのでしょう。 電源を切らなくても、背面左側・上に並んだボタンのいちばん右にある「VF/LCD」ボタンを押して一度背面液晶に表示を切り替えてから戻せば(そのときに導通すれば)表示が復活します。断線したままの状態であれば、このようにボタンで切り替えただけでは(装着されていると認識されないので)真っ暗のままです。 ただし、 ![]() それも、いちばん下からカチカチカチと3クリック分くらいまで限定です。それ以上持ち上げてしまえば何をやっても表示されません。 そのうちまったく真っ暗になってしまうかもしれませんが、もしそうなったら思い切って中を開けてどのような状況になっているか確かめてみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.22 18:07:43
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