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カテゴリ:今日のできごと
5月22日(木)
出勤時、路面が濡れて乾きかけた状態だったので、未明のうちに少し降ったのかもしれません。 仙台の予想最高気温は18℃ということで、昨日より8℃低くなると言っていました。 このところ、一日ごとに暑くなったり涼しくなったり気温が激しく乱高下しているので、体調管理(といっても服装選びくらいですが)に気をつけなければなりません。 仙台市青葉区、東北大学片平キャンパス内では、あちこちで「人の手で植えられたものではない」いわゆる雑草たちが多種多様、季節ごとに花を咲かせたりしてひそかに楽しみにしています。 春からずっと見守ってきたのは、ハナヤエムグラ。 まだ寒いうちは首を縮めていたのが、暖かくなってきてのびのびと茎も伸ばして数センチの高さになってきていました。 そろそろ本格的に写真撮影を楽しもうかなと思っていた矢先、大型連休明けあたりから一斉に除草作業が始まってしまいました。 月曜、火曜あたりで作業はすべて終了したもよう。 すっきりとはしましたが、楽しみは一気に減りました。 でも、昨日の昼に学都記念公園を歩いているとき、ふと足下にハナヤエムグラが生き残っているのを発見しました。 土の上に広がって首を伸ばしていたものはほとんど姿を消しましたが、砂利のあいだから顔を覗かせていたものは、大きく数は減らしたもののなんとかコロニーを維持しているということがわかったわけです。 そこで今朝は、まだ雨が降り出していないうちに写真に撮っておこうと思い、GXRとPENTAX 24mmレンズのコンビでほんの10分ほど歩いてみました。 ・・・その前にちょっと、今シーズン初のシャリンバイの花撮影。そしていよいよ足下のハナヤエムグラへ。 ![]() by RICOH GXR + MOUNT A12 + smc PENTAX 24mm F2.8 下が土の場所で咲いていたなら、根こそぎ刈り取られて姿を消していたことでしょう。 砂利敷きの場所だったおかげで命拾いしましたね。 今回持ち出した smc PENTAX 24mm F2.8 というレンズ、所有しているなかで唯一のPENTAX純正レンズです。 保管のしかたが悪くて、一時カビまみれになってしまいましたが、レンズ工房さんのおかげで見事に復活、工場出荷基準をクリアできるほどにしてもらいました。 GXRのAPS-Cセンサーを使った撮影では、焦点距離1.5倍の36mm相当という、私にとっては中途半端な画角になってしまいますが、かつては完全に、接写リング装着や逆付けでの「超接写」撮影用としていました。 当然、日常的に出番があるわけではなく、活躍の機会も同じKマウントレンズのRIKENON 50mm F2L, 135mm F2.8と比べると影の薄い存在でした。 でも、レンズ単体で最近接撮影距離である25センチまで寄れば、比較的サイズの大きい被写体なら広角マクロ的な撮影にも対応します。 絞り羽根が5枚なので絞り込むとボケが五角形になってしまうのは少々困ります。開ききっても丸ボケは小さくて輪郭がクッキリ出てしまうのであまり美しいとも言い難い。 でも、点光源の丸ボケではなく、ピントを外した被写体のボケはけっこうきれいです。とくに接写リングを装着して25センチよりももっと被写体に接近した際の合焦エリア周辺のボケ方は少しねっとり感があり、濃厚な感じで、手持ちのほかのレンズにはない味わいだと思います。 とりあえず、とても小さなハナヤエムグラの花なので、接写リングを入れて撮ってみます。 PENTAX K接写リングセット3種のうち、いちばん薄い9.5mmのNo.1を装着。 ![]() ピント合わせがとても大変ですが、なんとか思ったところに持って行くことができました。 さらに19.0mmのNo.2に取り替える、または追加して28.5mm厚さにしてみればよかったかも。 朝の限られた時間だったのでここまでに。 この機材では、同じKマウントのRICOH XR RIKENON 50mm F2Lレンズと組み合わせるケースが大部分なので、もう少しこの24mmレンズも出番を増やしてやりたいと思います。 36mm相当の画角をうまく行かすことのできる被写体や撮影方法を、もう少し追求しなければいけないかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.05.22 19:03:55
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