雨降り前の朝と雨の昼休み
6月3日(火)朝は薄日も射すくらいの天気でしたが、午後から雨になるとの予報を聞いていたので、雨が降る前にと出勤前にGXRを持って米ヶ袋の広瀬川沿いへ。狙いはもちろんユキノシタの花でしたが、その前にイネ科のなにかの花がイイ感じだったので2枚撮影。というのも、2種類の別なイネ科の花が前後にいたので。まずは手前のほうから。by RICOH GXR (MOUNT A12) + RICOH XR RIKENON 50mm F2Lこれは「ナガハグサ」かな?と思うのですがこの手の種は識別が難しいです。もしこれがナガハグサならば、1860年代(江戸末期)に入ってきた外来種です。国立環境研究所の「浸入生物データベース」にもリストアップされています。奥にいるもうひとつ別のイネ科の花、こちらはおそらく「カモガヤ」。花粉症を引き起こすことで有名のようですが、こちらも1870年代の明治初期に入ってきた外来種。浸入生物データベースにも掲載されており、こちらは「日本の侵略的外来種ワースト100」、さらに外来生物法で「要注意外来生物」に指定されているとのこと。どこにでも当たり前のように繁茂していますが、あまり喜ばしいことではないのか・・・そしてハルジオンの花・・・と覗いてみたら花に丸い虫がたくさん乗ってました。あとでネットで調べてみたら、「ヒメマルカツオブシムシ」だということがわかりました。しかしこのヒメマルカツオブシムシ、ヒメ(姫)は小さい、マル(丸)は丸い、というところまでは理解できますが、なぜ「カツオブシムシ(鰹節虫)」?それはこの成虫ではなくて幼虫のほうに由来があるみたいです。鰹節が好物の食品害虫。ほかに動物性の繊維も大好きで、絨毯や衣類によくつく害虫としても悪名高いそうです。大人になれば害はないそうですが、幼虫は厄介ですね。~~~お昼頃から雨が降りはじめました。午後はけっこう本格的に降ったので、あまりお散歩フォトを撮れませんでした。それでもなんとか仙台市が管理する茶室、緑水庵の庭園へ。表玄関はスルーしたのに、回り込んで良覺院丁公園から裏口を通って入りました。雨の中の撮影といえば、防塵防滴の最強チーム、E-M1 Mark IIIとM.ZUIKO 12-40mmズームで。by OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO池に落ちる雨がつくる波紋がイイ感じでした。月に2回しか公開されないので、そのときそのときの天気や花の咲き具合など、一期一会ですが、それがかえって何度も訪ねる動機づけになっているともいえます。