ベンチャー出版社の社長ブログ

　昼のニュースで閣僚の人達がクールビズになっていた。そうなんだ。６月１日か！
　こんなに涼しいのにクールビスで寒くないのかと心配になる。このところの年金問題と松岡大臣の自殺もあるせいか、安倍首相始め閣僚の表情も寒く見えるのは仕方がないかもしれない。
　４月以降、東京は涼しい。この暑がりで汗っかきの私がずっと、長袖姿。プライベートでも。
　去年はがんばって社会人になって初めて１年中、長袖シャツとスーツで過ごした。おかげでそれなりの減量にも成功した。このままだと今年はがんばらなくてもいけそうだ。
　出版業界の会社は制服やスーツとネクタイに縁が無い所も多い。そんなところに若い頃からいるので、余計に驚くがきっちり６月１日からクールビズになるところが日本人らしいなと思ってしまう。
　夕べは「ヒョウ」が降ったんですよ！　
　学校時代もそうだった。どんなに涼しくても６月１日には半袖の制服。例え３０度を越えても１０月１日からは長袖の学ラン。
　日本人の律儀さが現れる、衣替え。
　かつて原稿を書いてもらったドイツ人社長。猛暑が終わってないのに公営プールがきっちりと９月３０日で閉鎖されたのに驚いて「日本人はドイツ人以上にドイツ人だね」と言っていたのを思い出す。
　世界で電車が時刻表通りに動くのはドイツと日本くらいだと言われるが、律儀さ真面目さは我々の美徳だと誇ってよいと思う。
　ところが、律儀さも高じると頑迷さに陥ることもある。政権運営が難しい安倍さんには律儀さとしなやかさを兼ね備えてがんばって欲しい。
　ちなみに我が家はまだ衣替えをしていない。