2015/02/24(火)10:56
結局はただの犬好きじいさん
うちの父は昔から
「犬は絶対大型犬❗小さいのが足にまとわりついてきたらけつり飛ばしたくなる❗」
と言い今までアフガンハウンド♂シベリアンハスキー♀を飼ってきました。
アフガンはやはり気品があり散歩していると必ず「なんて犬?」と聞かれていました。
性格も大人しく全く鳴かず本当に男前
そんな彼は隣の柴犬と両想いでしたが何せ犬種が違いすぎこの恋は実りませんでした
次のハスキーはとにかく色んな伝説を作ってくれました
雷がなると柵をぶち破り逃走。
毎回警察のお世話になり最後にはよそのハスキーが捕まえられてもうちに「またお宅のハスキーが逃げてますよ」と電話がかかってくる始末。
小屋に入ってきた亀や蛇と格闘。
よその家の葉牡丹を全て食べ尽くす。
図書館のツツジの花も食べ尽くす。
布団を干すと必ず妹の布団だけ自分の小屋に入れる。
泳ぐのが大好きで台風直後の荒れ狂う川に飛び込み溺れそうになる。
背中を見せるとケンカをふっかけてくる等々…
このハスキーが死んでからは「次はダルメシアン」という父を母が猛反対し犬は飼ってなかったのですが私が実家に娘を連れて出戻り娘が「犬を飼いたい」と言い始めてから
「小型犬嫌いのじいさんをどうするか?」
で悩みましたが強硬突破で何も知らせずチャーさんを連れて帰りました。
ドキドキしながら「○○ちゃんがどうしても犬飼いたいって言うからさー」とチャーさんを見せると
「犬か!マルチーズか!」
と嬉しそう。
ありゃ?こりゃいけるんじゃないか?と調子にのり2ヶ月後パピーをこれまた内緒で連れて帰るとなんと
「まだ小さくて可哀想に、一緒に寝ちゃろー」
と毎晩一緒に寝るように( ゚Д゚)
終いには趣味の山登りにまで連れていく始末。
ワンワンランドという色んな犬種の犬とふれ合う施設に行ってもプードルばかり追いかけあれだけ「ダルメシアン」と言っていたのに目の前にダルメシアンがいたのさえ気付かなかったという…
母と出した結果は
「単なる犬好きのじいさん」
です。
私の出番がなかったわ…