Maiko’sスピリチュアル日記

2010/02/10(水)11:44

食べてもらう幸せ

先日、息子の年齢が二桁になりました。日曜日に、親しいお友達たちと、うちの家族でお誕生日会をしました。 残念ながら夫は親戚の冠婚葬祭で不在でしたが、久しぶりに男の子の同級生5~6人をお預かりして、うちでゲームをやったり、おやつを食べたり、近くの公園で遊んだり、夕飯を食べたりして、半日を元気いっぱい賑やかに過ごしました。 食べ盛りの子供たちにと、いろいろ手作りしてみました。 まずは、おやつにフライドポテト(オーガニックのジャガイモを皮を剥かずに使いました)。やっぱり揚げたてにお塩をふったのがおいしいですよね。出したとたんにどんどん手が出てあっと言う間になくなってしまいました~。また、前の晩にお砂糖とレモン汁で煮ておいたリンゴをパイ生地に乗せてシナモンを振りかけてオーブンで焼いたアップルパイも出したら、それも飛ぶように売れちゃいました。(冷凍のパイ生地を一口サイズに四角く切った上にリンゴを乗せて、手で持って食べられるようにすると、簡単に食べられて便利です!) しばらく男の子たちがゲームをして遊んでいる間に、娘と一緒に、前の晩からおなべで焼いておいたスポンジ(おなべで焼くと、便利ですよ~)に、泡立てた生クリームを塗り、イチゴとイエローピーチを飾りました。娘は、普段は男勝りのおてんばさんですが、クッキングとなると、すばらしい女性性を発揮してくれます。特にお菓子作りが大好きなので、今回もはりきってデコレーションしてくれました。 10本のろうそくに火をつけて、みんなでケーキを囲んだら、ずいぶんケーキが小さく見えました。去年と同じ大きさのケーキなのに、子供たちのサイズが大きくなったのですね。(来年はもっと大きなお鍋で焼かないとな~) 切り分けたケーキは、みんなきれいになくなりました。空っぽになったお皿を片づける私の心も温かくなるほど、気持ちよくたいらげられて…。 それから夕方まで近くの公園でボール当てや鬼ごっこ。犬のレオンも一緒にお散歩に。高齢のレオンも、なぜか足取りが若々しく軽やかに…。レオンは寒いので、早めに退散しましたが、子供たちはやっぱり風の子ですね。誰も上着を必要としません。体の中から元気パワーで熱々なんですね。 夕食のメニューは、特性ハヤシライス。お肉とタマネギだけでなく、いろんな野菜を入れた我が家のスペシャルメニューです。まず細かくしたニンニクと薄くスライスしたタマネギをよく炒めたところに、薄く小さく切ったにんじん、エリンギ、シメジなどの野菜もたっぷり入れて炒め、そこに美味しい牛の薄切り肉を入れてよ~く煮込んだ特性ハヤシです(ルーは、市販のものでOKです)。野菜が苦手な子でも、おいしく食べられますように、と願いながら、前の晩から作り、寝かせ、トロトロに煮込みました。 外から帰ってきて真っ黒に汚れた手を「石けんで洗いなさ~い!」とゴシゴシ洗わせ、夕食に。様々なリアクションがありました。 すぐ全部食べておかわりする子。ハヤシソースだけおかわりして「うん、うまい」とか言いながらゆっくり味わう子。しめじだけ、脇に寄せて、「僕、きのこ苦手だからこれだけ残してもいいですか?」と、ちょっと申し訳なさそうに聞いてくる子。「いつもよりは、ずっと野菜を食べれたよ」と少し自信が持てた様子の子。みんなそれぞれに違う個性的な、正直で優しさに溢れた反応が、とっても微笑ましく、うれしかったです。ある子は、ただ静かに黙って食べた後に、「ごちそうさま」と言い、親指を上に向けて”グーGood!”のサインを私に送ってくれました。その姿にグッっと来た~。(笑) 元気にぐんぐん成長していく子供たちの姿を見守れる幸せ、そして、その子たちに自分の作ったものを食べてもらう幸せを、あらためて味わせてもらえた半日でした。 すてきな日を、ありがとう。 息子も二桁、私も二桁、99才までずっ~とだ~。                                Maiko Otsuki

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