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カテゴリ:生活
今日は仕事帰りにDVDを借りて帰った。
「3年B組金八先生 Part2」である。 私はこのドラマがとても大好きである。Part1から現在 放映中のPart7までずっと見ている。生徒の名前もかなり 憶えていて、リンリン竹ちゃんとカラオケに行った時は いつも「贈る言葉」を歌いながら、その間で生徒の名前を 言うといった芸(?)をいつもやらされる…。 私がこのドラマが大好きな理由はその時代の教育現場で 起こっている事柄をテーマに進めていく点である。 妊娠・校内暴力・いじめ・性同一性障害・ドラッグ…。 このような様々な問題に武田鉄矢演じる金八先生と生徒達 が取り組んで行きながら3年B組なりの答えを出していく のだがこの問題がその時その時の実際の教育現場で起こっ ている事だから、とても感情移入がしやすいのである。 自分が生徒の立場であった時の見方と人の親という立場に なってからの見方は明らかに変わり、2つの立場で感情移入 をしながらいつも見ている。 今日借りたPart2は「金八世代」と呼ばれる方にはとても 印象深いシリーズであろう。 なかでも「腐ったミカン」と呼ばれた加藤優(直江喜一)が自身を追い出した中学に校長達を謝罪させるといって乗り込み、ついには謝罪を勝ち取って、全校生徒の拍手を受けるがそこに警察が介入し、加藤らが捕らえられ、護送車にて護送される…。 中島みゆきの「世情」がバックに流れた、このシーンは 賛否両論あるが私の中では日本ドラマ史上最高のシーン である。 「筋」を通したが「権力」「組織」には理解してもらえ ない。 これは一般社会においてもよくある事であり、その繰り返し で人は「権力」「組織」に迎合していく。 これが悪いとは私は思わない。そうしないと守るべきもの (家族や色んなもの)が守れなくなるかもしれないからで ある。私も自身が気付かないところでそうなっているのかも 知れない…。 しかし、どうしても「筋」が通らないと思った時は「権力」 や「組織」にツッぱる事も大事ではないか。先日、裏金に ついて内部告発をした愛媛県警の巡査部長のように…。 私にも守るべきものがあるが通さなきゃいけない「筋」は しっかり通せる人でありたい…。 人間誰しも自分を励ます時の「心のBGM」があると思う。 ここで私の「心のBGM」であるこのドラマの主題歌の 歌詞をこの日記に記したい。 人として(作詞:武田鉄矢) 遠くまで見える道で 君の手を握りしめた 手渡す言葉も何もないけど 思いのままに生きられず 心に石の礫なげて 自分を苦しめた愚かさに気付く 私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ 人として人と出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか愛せない 夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに途切れてしまう ひざを抱えて うつむくことばかり 鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど 翼は愚かな憧れと気付く 私は大地に影落とし 歩く人なんだ 人として人に出会い 人として人に迷い 人として人に傷つき 人として人と別れて それでも人しか愛せない それでも人しか愛せない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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