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受験戦争にある試験というものは、まことにくだらないものです。
そもそも、戦争という言葉がつくものには、大衆の盲目が 埋め込まれているので、受験戦争における試験というのは 危険思想とも言うべきものだなあといつもツクヅク思うわけです。 試験というのは何かと一言でいうと 「ある人間の思考パターンを覚えこませること」 に他ならないと思うわけです。 これは、高校生の時からの持論なのですが、 数学の問題を解き方を覚えたり 国語の問題の正解の書き方を覚えたり 社会の歴史の穴埋め問題を解いたり 全部誰かが考えた解き方などをひたすら覚えさせる。 もっと、遠回りすればいいのに。 子供のときから近回りしてどうするんだろうと思います。 それにしても、思考パターンがほかの人と同じであることほど 面白いことはないんじゃないかなと思います。 大学に入ると、家族と離れて、人と触れ合う機会が 増えたのですが、(もう、ずいぶん昔だが) そのときに、自分が家族という思考パターンの中に ずいぶんととらわれているということがわかりました。 家族に対する考え方、親、礼儀とかそういうものは 脈々と家族によって受け継がれてきていて、 1世代変わるごとに、薄まりはするも0にはならないものなんだろうと 考えるようになりました。 学び方というのも同じで、その人の学び方というのは 家族からかなり受け継いでいるはずです。 僕の場合は、記憶力があまりよくなかったので、 覚えることができないんだから、何でも考えて解こうとか 思って生きてきたんですけど、 そうだったからこそ、受験とかは結構苦労しました。 僕の周りにいた人のほうが受験はできたんじゃないかな。 なんで、こんなことを書くかというと、仕事でIT業界で 働いていると なんというか、新しいものは基本的に 「あめーりかーー」 から出てきているわけです。見てると。 で、負けず嫌いの僕は、 「なさけねーなー」 ってツクヅク思うのですが、IT業界で出てくるリリースを みてても、 「こまかいマイナーチェンジ」 程度のものしかないんですね。 過去の模倣でしかない。 僕が基本としている考え方として、ゼロベースになるために 頭の中で反芻するのは、 「空気もない、分子もない、何もないところに残るものは何なのか?」 ということなのですが、それを考えるといろいろとでてきます。 「それは空間そのものであって、それ以外ではない。」 「では、空間は何か?」 「光がまっすぐに進むと仮定すると、まっすぐの定義は何か?」 「まっすぐに進むために、何もない空間からどうやって、まっすぐに 進むための方向を得てるのか?」 「空間に何もないとすると、電磁波は、何を介在にして進むのか?」 どれも初歩的な物理の疑問なのですが、今ではかなりの部分が 証明されていますが、 だれもIT業界でこういう疑問をもたないのではないのかなとかは思います。 「Googleをどうやったら倒せるか」 とか 「マイクロソフトの牙城を崩すにはどこから崩すべきか」 とかそういう大それた疑問を考える必要がありますよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月08日 11時20分25秒
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