ホビー・クッキング

2006/04/19(水)21:51

びっくり箱ー姉妹編ー

■ 舞台(91)

仕事の後、大阪に行って、向田邦子原作の舞台「びっくり箱ー姉妹編ー」を観ました。 ストーリー 昭和の終わり頃、長野県のある町、岸本家。 とし子(余貴美子)と厚子(沢口靖子)の姉妹は、父親を早くに亡くし厳しい母親に女手ひとつで育てられた。 母親は男についてうるさく姉妹に言い聞かせていた。 「男性とのお付き合いは、特に慎重にお願いします。きちんとした学歴、いばって名刺の出せる職業。妻子を養っていける収入は、夫となる最低の必要条件だと思います」 そんなことを言っていた母親も三年前に死んだ。 やがて厚子は上京し、とし子は長野の家に残った。 母親の遺した言葉を気にしながら、厚子は東京で、学歴も、まともな収入も定職もない若者・田島良司(佐藤重幸)と付き合っていた。 理想と現実はいつもかけ離れているものだと厚子は思った。 ある日、厚子は田島を連れ、里帰りすることを決意する。 正式に田島をとし子へ紹介するために。 姉のとし子は母親の教えのせいか、35歳を過ぎても良縁に恵まれず、一人家を守っていた。 もう結婚しないのではないかと誰もが思っていた。 つい半年前までは・・・。 半年前、とし子は夢のようなことばかり語っている山師のような男・米倉友行(永島敏行)と知り合った。 「こんなことを厚子に知られたら大変なことになる」 頭ではそう考えるとし子だったが、米倉との仲は深まっていくばかりだった。 岸本家についた厚子は、一人で実家の戸を開けた。 まずはとし子の様子を見て、田島を紹介しようと考えた・・・。 家の戸を開けると、厚子は心臓が止まりそうになった。 家の内装がガラリと変わっていた。 それは米倉の趣味だったが、厚子がそれを知るはずもない。 玄関には男物の靴が転がっていた。 部屋に入るとやはり男物のシャツ・・・。 とゆう話しで、可笑しくてちょっと哀しい、昭和の恋の物語です。 ハッピーエンドで、凄く良かったです!

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る