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カテゴリ:社会
コロナ感染による保育園の休園が、去年の数倍に急増しています。去年と変わって、変異株は10代以下への感染威力の違いから、子供から大人への逆流感染が発生しているそうです。
デルタ株の「ブレイクスルー感染」が世界中で流行。ワクチン接種がなかなか行き届かない日本では、現状の酷さとは反対側の、緊張感が足りなさ過ぎる緊急事態宣言下での行動で、ただでさえ感染力が桁違いの中、感染拡大に歯止めが効かない。 コロナ禍、私は今、Wワーク先の保育園で、乳幼児クラス勤務ですが、このクラスにソーシャルディスタンスは絶対に取れないし(いや、大きい子のクラスも)、遊びも授乳も食事も、それはそれはそれは近い。その為、保育園に入った途端、マスク以外は、緊急事態宣言中だったかな、と思う位、外とは印象が違う空間になります。自分が無症状感染者だったら、確実に移してしまいます。 もし、保育園が休園してしまうと、親御さんがお医者さんや看護師さんの場合、子どもが家にいて出勤出来ないから、ただでさえ人手が足りない災害級ひっ迫医療現場に更に人がいなくなってしまいます。ベッドの空きがあっても陽性の人が入院出来ない。繋がっています。だから保育園は休園する訳にはいきません。 ニュースのインタビューを見ていると、長いコロナ禍で、緊急事態宣言の印象も完全に慣れてしまい、緊張感が無いからか、各ご家族、残念ながら、お出かけがきっちりとは止まない状態です。子ども達も親もストレスが溜まって、出来るなら外へ出たくなってしまいますよね。でも、今は、去年とは違う。 数日前、妊娠8ヶ月の妊婦さんが、入院先が見つからず、自宅療養中に出産、生まれたばかりの赤ちゃんが亡くなってしまうという事件が起きました。このニュースがショックで、全然関係ない自分までも心に大打撃を受けました。 数ヶ月後には、赤ちゃんの笑顔に癒される毎日のはずだった。この上ない喜びが待っているはずでした。 入院先が何時間も、何日も見つからない今、コロナに感染した妊婦さんは、もっと受け入れ可能な場所が無い。コロナと妊婦さんを同時に診る所が無い。パパや兄弟は、外から持ち込めない。学校や保育園から持ち込めない。救急車の搬送に1時間以上が9割。 同じ妊婦さん達が、不安の真っ只中になって、千葉県が、この後素早く動いてくれて感心したけど、この状況だと、全国的に他人事では無い。 パラリンピックでは、児童、学生が応援観覧に出掛けます。一生のうち、子どもの脳裏にハートに大きく何かを残すこんな機会がある事は、もう無い位の場所である事は確かだろうと思います。しかし、今、正解が分からない。オリンピックでは、本当に感動をもらえた。パラリンピックに向けて頑張って来た選手達の努力を目の当たりにしたら、きっと今度も、胸を揺さぶられる。でも、向かって良いのか。 参加中止無ければ、学校連携観戦の子ども達は、13万人以上の予定らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.25 18:53:08
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