Shionの部屋

2011/03/21(月)23:34

◆菅、谷垣に原発問題担当相として入閣要請、拒否

◆ いのち・社会・ニュース(235)

ここまで事態を悪化させて、今更「原発担当相」として入閣なんて無理でしょ。 菅氏が米国からの原発事故の進言を拒否していたという、驚くべきニュースと、 放射能測定値がわかる公式サイトへのリンクも貼っておきます。 ◆首相、谷垣氏に入閣要請…大連立と同じと拒否 読売新聞 3月19日(土)3時6分配信  菅首相(民主党代表)が東日本巨大地震と東京電力福島第一原子力発電所での事故を受け、自民党の谷垣総裁に 原発問題担当相としての入閣 を要請していたことが18日、明らかになった。  谷垣氏側は拒否した。  これに関連し、民主党の岡田幹事長は同日、国会内で開いた「各党・政府震災対策合同会議」で、閣僚の3人増員を柱とする内閣法改正を提案した。3ポストは原発問題担当と復興担当、被災者支援担当が念頭にあるとみられ、野党側も大半は増員には賛成する方向だ。  谷垣氏への入閣要請は、首相周辺から関係者を通じて自民党幹部に伝えられた。谷垣氏側は「入閣は大連立と同じで、責任の所在が不明確になるだけだ」として拒否した。  これを受け、首相は与党から新ポストへの起用を目指す意向だ。仙谷由人官房副長官や国民新党の亀井代表らの名前が取りざたされている。  岡田氏は合同会議で、副大臣、政務官、首相補佐官を増やすことも提案した。 東電の社員を、乗り込んでいって叱りつけたように、 当事者意識がないのでしょうね、菅首相は。 せいぜい、「自分のせい」にならないようにするのに必死なのでしょう。 地震直後、すぐに対策本部を立ち上げた自民党、情報が知りたいと進言したみんなの党。 それに対し、野党への情報を開示せず、深夜の記者会見などパフォーマンスに徹し、 「自分だけヒーローになろうとした」結果が、 今の日本の、世界的にも類を見ないレベルでの危機を招いています。 ここまでどうにもならない事態まで進んでから、「入閣要請」も無いものです。 もはや、「責任を一人で取りたくないから、野党も入れちゃおう」 と、「必死で逃げ出そうとしている」ようにしか見えません。 何もかも後手後手なだけでなく、 最初から大切な事(=野党の協力)を拒み続けてきた民主党政権の、 恐ろしい危機意識の無さ、不勉強がまた、明らかになりました。 ここでも、「誰かのせい」にしている民主党政権の姿が明らかになっています。 ◆政府筋「東電が米支援は不要と」…判断遅れ批判 東京電力福島第一原子力発電所で起きた事故で、米政府が申し出た技術的な支援を日本政府が断った理由について、政府筋は18日、「当初は東電が『自分のところで出来る』と言っていた」と述べ、東電側が諸外国の協力は不要と判断していたことを明らかにした。  政府関係者によると、米政府は11日の東日本巨大地震発生直後、米軍のヘリを提供することなどを申し入れたという。政府は、各国からの支援申し出は被災地での具体的な支援内容を調整したうえで受け入れており、「(断ったのではなく)いったん留め置いた」と釈明する声も出ている。  枝野官房長官は18日午前の記者会見で「政府、首相官邸としてそうした事実は全く認識していない」と否定する一方、米政府からの原子炉冷却材提供の申し入れなどについて「詳細は把握していない。確認してみたい」と述べ、事実関係を調査する考えを示した。  政府・与党内では、政府の初動対応について、  「米側は早々に原子炉の廃炉はやむを得ないと判断し、日本に支援を申し入れたのだろう。最終的には廃炉覚悟で海水を注入したのに、菅首相が米国の支援を受け入れる決断をしなかったために対応が数日遅れた」 (民主党幹部) と批判する声が出ている。  高木文部科学相は18日午前の閣議後の記者会見で「事実関係は把握していない。しかし、姿勢としてはあらゆることを受け入れるのは当然だ。内外の声をしっかり聞くことは非常に重要だ」と語った。  一方、自衛隊が17日午前に行った大型輸送ヘリによる海水投下の背景には、米側の強い要請があったことも新たに分かった。  日米関係筋によると、自衛隊の大型輸送ヘリによる海水投下に先立ち、今回の事故を「最大級の危機」ととらえる米側は、「まず日本側がやるべきことをやるべきだ」などとして、再三にわたり日本側の行動を強く要請していた。 17日午前に予定されていた菅首相とオバマ米大統領の電話会談でも、大統領からの要請があると予想されたため、首相は防衛省・自衛隊に会談前の海水投下実施を求めた という。  日本政府への懸念や不満は、米国以外からも出ている。  今回の事故に関する情報収集や日本政府との意思疎通のため、急きょ来日した国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は、「(日本政府は)情報伝達を質量ともに改善して欲しい。改善の余地はある」と述べており、18日午後に行われる松本外相との会談などでも、こうした問題が取り上げられる可能性がある。 (2011年3月18日15時11分 読売新聞) 文部科学省の、各地の放射能測定値が発表されているページ(ミラーサイト)は下記です。 参考にしてください。 文部科学省による福島原発の最新情報について 【この日記の内容と関連するブログさまへのリンク】 ◆とんでもない人事! 仙谷氏復活? &「節電啓発担当大臣」「災害ボランティア担当首相補佐官」(えいと@さま) ↑後半、蓮舫議員とボランティア担当相議員の部分だけでも。必見です! ◆野党への入閣打診は事実上の政権放棄 (mamoruaomoriさま) TVの報道に疑問を持った人たち4万5000人が集うSNS。 草の根情報がとても参考になるサイトです。  ↓  ↓  ↓  ↑  ↑  ↑ クリックで跳びます。メールアドレスとハンドルネームだけで登録できます。おすすめ。

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