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カテゴリ:日常で感じた事
今日は中学時代の友人と一年ぶりに再会し、全身のアロマトリートメントの練習をさせてもらう事ができた。
彼女は女性的でありながら、どこか惹かれる男性的な部分を秘めていてさっぱりした性格と女性らしい一面のギャップがとても素敵な人である。 久しぶりの再会にも関わらずお互いの心を通わすのに時間は必要なかった。 まず、フットバスを使って全身の血行を良くしてからアロマトリートメントを始めるのだが、彼女の足をタオルで拭いている時、何だかはっきりはわからないけど、思いが届かない切ない気持ちが私に伝わってきた。 でも、彼女はアロマ初体験だったので、少し緊張していたのもあって時間が経過してから彼女の心に少しずつ問いかけていこうと思った。 フェイシャルはクレンジングから始まって、オイルマッサージ、パックという手順で進めていくのだが足を触っている時より顔に触れている時の方がダイレクトに彼女の感情が伝わってきた。 私が彼女に触れた時の感じ方は切ない波動が溢れているといった感じ。 人が発する言葉の一つ一つに言霊(言葉には魂が宿っている)があるように悲しい感情や思いを抱いている人からは何だかその悲しい感情の波動が出ていると思う。 そして彼女から切ない思いの波動が私に伝わってきたのだ。 とてもリラックスして穏やかになった彼女の顔をマッサージをしながら私は彼女に自分が感じた事を遠まわしに話し始めた。 すると彼女の目から涙が溢れていた。 失う事で初めて気付く大切な存在に届かぬ思いを抱いている彼女は少し今悲観的になっているようだ。 それと同時に自分への焦りを感じた。 自分の存在価値さえも認識できない悲しさと孤独感を胸に彼女は自分の思いと戦っているように見えた。 私は彼女に触れるとき、無意識でありながらも「そんなに焦らなくていいんだよ。安心して大丈夫だよ」というやさしい波動を送りながらマッサージしている自分に気付いた。 今は心が晴れていなくても自分の学びにならない出会いはないし、それと同時に別れもないと思う。 すぐに形になって見えてこなくてもそのワークはきっと彼女の学びとなって今後の彼女の人生の輝きとなる事を願っている。 心と体と魂が全て一体となっているならばセラピストは体を癒すだけではなくそのクライアントさんが今必要としている波動を送り続ける事もとても大切なんだなと彼女に触れて再確認できたように思う。 まだまだ走り出したばかりだけど、心も体も魂も本当の意味で癒す事のできるセラピストになっていきたいな。 彼女に今日出会えて、そんな事を思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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