テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:判官の食べある記
昨日の日記で、キャビアについて触れたら結構反響があったので、キャビアについてもう少し詳しく書いてみようと思いました。 ポチっとしてくださると喜んだりします。 CAVIAR(キャビア)とは、ご存知世界三大珍味の一つで、チョウザメの卵を塩漬けしたものです。 チョウザメによって分けられ、セブルーガ、オシエトラ、ベルーガの順に粒が大きくなり値段もかなり高価となります。 高価なのは希少なためで、必ずしも粒が大きいものが美味という訳ではなく、種類によって色も違えば味にも特色があり、こればかりは好みの問題。わだつみは"ベルーガ"のFanです♪ 種類と特徴 たとえば、セブルーガ(SEVRUGA)は、最大ものでも約1.4m、体重25kg程度とやや小振りで、産卵までに平均8~9年と比較的成長が早く、卵は小粒で暗灰色。 味も繊細で濃厚なのが特徴です。 オシエトラ(ASETRA/OSCIETRA)は、雑食性で口先が丸く尖ったチョウザメで体長は平均で1.2m、体重20~80kg位。 産卵するまでに12~13年必要で色は茶色がかった灰色からゴールドまで色も様々です。 中でも、超高級品のゴールデン・オシェトラは、普通のキャビアの十倍以上の価格で、"インペリアルキャビア"の異名でも呼ばれるとい"プレミア"のキャビアでナッツのような風味が特徴です。ちなみにわだつみは一度しか食べたことがありません。 ベルーガ(BELUGA)は、最大級のチョウザメの中で体長はなんと最大8m、体重は実に100~200kgというヘビー級。 産卵するのにも20年はかかりますのでお値段もヘビー級。 色は明灰色から暗灰色で、一般に明るい色が珍重されます。食感は表皮が柔らかくマイルドでコクのある味。 たいていの場合、セブルーガは赤、オシエトラが黄、ベルーガが青とキャビアの種類によって缶の蓋の色が異なり買うときの目安になります。 チョウザメは、外観がサメに酷似しているためにサメの一種と誤解されますが、いわゆるサメ科の仲間ではありません。 学名Acipenser、英名をスタージャン(sturgeon)、日本では蝶鮫(チョウザメ)と呼ばれ、分類上では硬鱗魚目チョウザメ科に属する軟骨魚と硬骨魚の中間の魚です。 皮を磨くと蝶の紋様が表れるというのが、和名の由来のようです。 主産地はカスピ海沿岸。イラン産かロシア産の2つに分類されますが、近年チョウザメは水質汚染と乱獲で数を減らし、1998年にワシントン条約(付属書II)の指定種となっています。 また、2001年にはカスピ海沿岸のロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタンと近隣のブルガリア、ルーマニア、トルコ、ウクライナ、グルジア、中国の計10ヶ国で産出されるキャビアは原則輸出禁止の対象とされます。 さらに、キャビアの種類のうち、特に最高級のベルーガの減少は危機的状況にあり、幻のキャビアとなりつつあるも実に悲しいお話です。 ポチっとしてくださると喜んだりします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[判官の食べある記] カテゴリの最新記事
ふ~~~む・・あんなに大きな粒のキャビアは見たことありません(汗)
キャビアのパスタも!かなり凄いです☆ 判官様って・・どんな方なんでしょう・・「凄い!」の一言です♪ (2006年12月26日 02時50分09秒)
お早うございます
キャビア、、 次男がロシアに行った時にお土産に貰いました 現地用のキャビアだった?かして缶詰の缶もお粗末なものでした やはり私にはキャビアよりいくらより蟹が好きです でも良い話を詳しく教えていただきありがとうございます (2006年12月26日 05時12分27秒)
お店で 数回しか食べたことがないので
違いすらわからないよしぴーです(^-^; あぁ!でも すっごくおいしそう!!! 食べてみたいなぁでっかい粒のやつ♪(*^-^*) チョウザメ、そうなんですね~☆勉強になりました! 時々わざわざ往復5時間かけて買いに行く山奥のパン屋さんの裏庭に チョウザメの池があって 気持ちよさそうに泳いでいます♪ 庭の一角にチョウザメの池があるのも ちょっと不思議ですが....。 (2006年12月26日 07時01分27秒)
レストランで食べるオードブルに少々・・・食しただけです。判官様は缶ごと・・・軽井沢の塩壷温泉の池に2匹泳いでいました。。。。
(2006年12月26日 08時47分37秒)
「キャビア」とは縁を切りました(爆)。
(2006年12月26日 20時52分25秒)
かなり昔の話になりますが、ルーマニアが自由主義化した頃、やすいキャビアが手に入りました。どうすればこのキャビアを贅沢にいただけるだろうかと思案した挙句、キャビアスパゲティ、キャビア茶漬け、キャビア丼、をやってみました。イチオシはキャビア茶漬けです。程よく塩分が抜けます。
(2006年12月26日 21時29分43秒)
1種類としか思ってませんでした。
勉強になりました。 今のうちに食べておかないと 食べれなくなりそうですね。 鯨を食べた年代ですがマグロも食べれなくなるかもしれないし。 (2006年12月26日 21時59分19秒)
そうなんですか。。。まったく知りませんでした^^;
三大珍味の中で最も縁の遠いものですもの。。。 チョウザメってそんなに大きいのですか^0^ まずはそれにびっくり。 でもって卵とるまでに20年もかかる!? 人間並みですねぇ^^; 卵とるためには命を奪うのですよね・・・? それは減らさないようにするのは大変ですね。。。 (2006年12月26日 22時28分35秒)
へ~ 何年もかかってキャビアになるんですね^^?なんだか真珠みたいだな。
種類や大きさのちがいも色々あるんですね。 ここまでしってしまったら、あとはたべてみたい・・(^^; (2006年12月27日 03時17分08秒)
キャビアを載せた料理、すこし食べたことありましたが、おらはあまり、、、、ワハッハハ。
本マグロもキャビアも希少価値になってきますね。 いまのうちにいっぱい食べておきましょう^^^。 (2006年12月27日 21時29分47秒) |
|