風雲 いざなみ日記

2007/05/07(月)00:39

東洋陶磁美術館 特別展(中之島)

書画・芸術・文学・音曲評論(19)

雨の連休の最終日、わだつみ判官は世界有数の陶磁器コレクションの美しさに酔いしれて過ごしました・・・  クリックしてくださると、とっても嬉しいです!   わだつみが出掛けたのは、開館25周年を迎える大阪市立東洋陶磁美術館の特別展です。 『安宅英一の眼』と題した今回の展示は、大阪市立東洋陶磁美術館が収蔵する"安宅コレクション"が勢揃い。 (特別展HPより) 昭和42年、民間コレクションとしては、はじめて"国宝"に指定された飛青磁花生(とびせいじはないけ)と、油滴天目茶碗(ゆてきてんもくちゃわん)の2点をはじめ12点の重要文化財や、初公開となる青磁象嵌牡丹文鶴首瓶(せいじぞうがんぼたんもんかくしゅへい)、など、関連作品を紹介しながら、安宅コレクションの形成過程とともに、コレクションの生みの親である故安宅英一氏の眼力に迫るという内容でした。 安宅コレクションというのは、かつて故安宅英一氏が率いた安宅産業株式会社が事業の一貫として収集した古美術品コレクションをいいます。 コレクション内容は、現代の高麗青磁を評価する上での基準ともなるほど国際的的に名高いもので、陶磁器を主体とするのコレクションでは世界第一級の質の高さと量を誇ります。  この安宅コレクションの成立に関しては、元取締役会長の故安宅英一氏の卓越した審美眼と功績を抜きに語られることありません。  いわば、安宅コレクションは安宅氏の美的感性と、価値観と、情熱によって生まれたコレクション群であり、安宅氏なくして安宅コレクションは築かれなかったと評価されているからです。  (特別展HPより) 国宝・飛青磁花生 龍泉窯 元時代(13~14世紀) 表面に"鉄斑"を散らし、その上から"青磁釉"をかけて焼かれた器。 釉表に滲み出た鉄斑が、空に浮かぶ雲のように見えることから、その名がついたと言われているそうです。 本作品は、器形、釉色、鉄斑の現れ方など、すべてにおいて優れており、飛青磁中、最高のものとされます。(特別展の説明より引用)    (特別展HPより) 中でも、わだつみのイチオシはコレ。  "五彩"の中でも、これだけ鮮やかなの朱色の発色は珍しいのです。 この特別展の開催期間は平成19年4月7日~9月30日まで。 諸行無常さん、あやめまま、phantom(*^^)vさん、これは必見ですよ!  クリックしてくださると、とっても嬉しいです!  

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