2007/08/23(木)00:11
界雷
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界雷の 天地を走る 夏と秋 (わだつみ判官愚句)
それは、一つの季節の終わりを告げる雷。 暗闇を縦に切り裂く閃光は、まるで夏と秋の境界を示す道標のように、あるいは海に輝く夏の墓標のように神々しく、気高く、そして美しく舞うように夏の終わりを告げてくれました。
界雷(かいらい)とは、季節の巡りを知らせる雷のことで、温暖な気流と寒気の二種類の異なる気団が混じり合う直前、その境目付近で発生する雷のことをいいます。
この地域では、お盆を少し過ぎた夏の終わり頃に、このような情景に出逢うことがあります。
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