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庭に群生し、春の陽光にひときわ鮮やかな青紫が映える十二単(ジュウニヒトエ)の花。 わだつみ判官の庭を彩る十二単は、色合いや花つきなど品種改良された園芸種で、各地で絶滅が危惧されている、日本固有の野生の十二単ではありません。 もし、山野で十二単を見つけたら、各自治体で準絶滅危惧種に指定されていることがありますから、大切に見守ってください。 十二単は、学名に日本の国名を表すnipponesisを冠し、Makinoと植物学者の牧野富太郎博士の名前まで記された日本固有種です。 野生種は高さ10~25cm。 全体に白く縮れた毛が密生し、葉や茎がやや白っぽく見えます。 茎先に長さ5cm~10cmほどの穂を伸ばし、白または淡い紫色の花を多数つけます。 花は10mm径の唇形で、上唇は小さく2裂し、下唇は大きく3裂するのが特徴です。 久々に、花の話題で更新しました。 これから5月の末にかけて、わだつみ判官家の庭は賑やかになります♪ 『ジュウニヒトエ』 科属:シソ科 キランソウ属 多年草 学名:Ajuga nipponensis Makino 開花期:4月~5月 原産:日本固有種 本州、四国 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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