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ゆめのあとさき

ゆめのあとさき

年末に送った御挨拶文

   皆様、この度は本当にありがとうございました。時間の経過とともに
  おかげさまで少しずつではありますが、また、子供達のたくましさに
  後押しされながら、落ち着いてまいりました。急な事でもあり至らない
  事ばかりですが、今は彼女の事をお知らせする事くらいしか思いつき
  ません。

  妻 ○○○は春先から高血圧である事がわかり通院しておりました。
  私自身もそれ以上でも以下でもないと、ある意味安心しておりました。
  そして9月24日に発症しました。発症時も勤めていた○○○病院内
  でしたし、一時は処置の早さに期待しました。手術も成功しましたが、
  発症がひどかった事で9月28日に脳血管攣縮(脳の血管が糸の様
  に細くなり脳梗塞になる) をおこし危篤に、その後持ち直しましたが、
  10月4日についに力尽きてしまいました。
  11日間闘いぬきましたが、最期の顔は安らかなもので、今にも目を開
  きそうで、寝息が聞こえてきそうでもありました。ただ、生前前兆の様  
  な顕著な症状が無かった事や、くも膜下出血についての認識が無かっ
  た事が今でも悔やまれます。時計の針は戻せないんですね。私も、
  お葬式までは涙の出る悲しさ、今は涙の出ないしみるような悲しさを
  感じます。人がなくなる(亡くなる)とはよく言ったもので、本当に無  
  くなるんですね。でも、今は○○○への言葉に出来ない程の感謝の気持
  ちでいっぱいです。
  


  看病を続ける中で、人間の強さと弱さを痛いほど思い知りました。
  また、月並みですが、健康だと忘れてしまうのですが、なんでもない
  生活がどれだけすばらしい事かも、分かりました。皆様も御自愛下さい。
  
  彼女は皆様の近くにおりますので、彼女を感じてやって下さい。
  これからもよろしくお願い申し上げます。乱文お許し下さい。



                      平成  16 年  12 月
                        ◎  ◎  ◎  ◎



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