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朝食を抜いてカンヌ方面の200番のバスに乗り込み、まずはアンティーブへ。
この街には国鉄駅前とバスセンターとがあるようだ。200番のバスはバスセンターに寄らなかったので、見事に乗りすごし、一つ先で降りて街に戻りツーリストインフォーメーションへ。 マップをもらいトイレの場所を聞く。今日も下痢気味。 公共トイレはバスセンターにあった。 そこから始まる旧市街はこじんまりとした静かな町だが、メインストリートには人が溢れている。 カキなどのシーフードのオープンカフェが続いている。 特にプロヴァンス市場と名付けられたマーケットはテントの屋台で闇市のような活気を保っている。 ピカソ博物館に先駆けて12時発のプチトランに乗り込む。 これを逃すと14時までないのだ。 プチトランは旧市街をぐるりと一周した後、普通の市街地を走り、海辺の海水浴場で停車し、みんな降りてしまった。聞いてみると10分後に発車するという。みんなが戻ってこないのでウィンドショッピングしていると、突然発車する。あわてて駆け寄り、停車させて乗り込んだ。どうもこのミニトランは市内遊覧だけでなく、岬の反対側の町ジュアンレパンへ海水浴客を運ぶ役割があるようだ。 ミニトランを降りてピカソ美術館へ。最初の展示室から圧倒される。 年老いてなお新しい創作手法に挑戦する姿勢には敬服の一語である。 これに触発され、ピカソデーにしようと、バスで近くのヴァロリスへ。 この時間は、バスセンターからではなく先ほど降りそこねたバス停から乗り込むらしい。 ということでバス停探しで一苦労。さらに、目的地にも難があり、終点まで乗っ てしまったがピカソ博物館は2つ手前のバス停。800メートルほどだったので難 なく戻れたが、バスを乗りこなすのは難しいと実感。 それだけの苦労を強いながら、国立ピカソ博物館は全くの期待外れだった。 古城を改造した美術館だが、ピカソの作品はごくわずか、むしろ新人の作品を展 示している。たまたまビエンナーレに入選した日本人の作品が展示されていた。 ヴァロリスは陶器の町で、その博物館なども存在するようだが、パスしてカンヌ へ。 駅前のオフィス・ドゥ・ツーリズムで地図をもらい、帰りのバス停を確認。 そのまままっすぐ海に出る。印象としては平べったいモナコ。 ブランドショップが立ち並び、道は観光客であふれている。 海べりにおなじみのミニトラン。これは乗らなければ。新旧の名作映画のエピソー ドを交えて街を案内してくれる。隣り合わせたのは犬をつれたドイツ人の女性二 人組。おとなしい犬だった。 洗濯機の時間を6-8時で予約していたので、ほかの観光はパスしてニースへ。 帰路は海水浴の混雑で大渋滞。7時半に帰ったが洗濯機は準備できていなかった。 仕方なくTシャツとパンツを手洗い。50年ぶりということ? 夜はマセナ通りのLA TABERNE MASSENAでオニオンスープとムール貝。どちらも合 格。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月01日 10時59分02秒
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