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テーマ:長寿犬と共に(147)
カテゴリ:ドッグ ホリスティック ケア
往診専門のカイロの先生に来ていただいた。我が家は先月に続いて、これが2度目の施術。3頭それぞれで反応が違うので、それを見るのもおもしろい。
外科手術を専門にされていた先生なのだけれど、総括的に治療することの必要性を実感されてアメリカでカイロや経穴の勉強をされてきた方で、いろいろと質問することの一つ一つにも丁寧に答えてくださって、とても好感のもてる先生だ。 綺羅は今月から鳥猟を始めた。葦が密生する河川敷や山のブッシュの中を何時間も走り続ける。足場の悪いところにもどんどん入っていくため、腰や足首などを痛める可能性もあるので、カイロはうってつけの療法。触ってもらうと、くにゃくにゃと体をよじる反応を見せる部位があり、先生によると「疲れがたまって循環が悪い部位」だそう。最初は身をよじっている部位も指圧されるうちに、自分の体への刺激を考えているような目になり、じっと動かなくなる。触る部位が変わり、それが虚のツボだとまた身をよじる。若いだけに運動量も多いので、関節を痛めるリスクも多い。定期的にメンテナンスを受けることは、飼い主も安心できる。 ヒメは前回の様子でカイロが好きなことはよく分かっていた。体に触れる指の位置が変わるごとに首をめぐらせて「あぁ、今度はそこ触るのね」とでも言うかのように確認していて、施術中じっとしている。犬があまり動かないように飼い主が支える必要もない。 腰に置かれる手を確認するヒメ。「あぁ、今度はそこ触るのね」 「私はコレ けっこう好きなのよ」 カイロの往診をお願いした一番の目的はレディ。脊椎の石灰化で軽度の神経障害が出ているし、脊椎が丸くなった。後足の開脚も徐々に悪化している。Tタッチによる改善は一時的にはできても、筋肉が減っていくことは避けられない。前回の施術から1ヶ月半が経った。やはり後足の開脚は広がったが、施術前以上に広がりはせず、継続していくことでより改善が期待できる。レディも施術中、私の手による支えがいらないほどおとなしく指圧&カイロされていた。 施術前のレディの後足 施術後の後足。床との接地点が理想的な位置になっている。 飛び入りで施術を受けたフレブルちゃん。気持ち良くって、自ら伏せてる。 施術の効果をもたせるため、自宅でのストレッチや指圧法も教えてもらえる。骨に疾患がある場合は靭帯と腱を鍛えることでケアができる。季節の変わり目には体調が大きく崩れるレディ。3月下旬にはまた、レディにとってツライ時期になるだろう。それまでの間に少しでもレディのエネルギーレベルを上げておきたい。体循環を良くすることは、かなり効果が期待できる。実際、先月にできた耳血腫は少しずつ腫れが引いている。毎日、ちょっとのケアを積み重ねていくことが、後々、大きな違いになるのだろう。QOLを下げずに、長く一緒に過ごすためのケアがまた一つ増えて良かったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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