のんきのブログ

2010/04/05(月)12:40

コンペ用のビデオ撮影

フリースタイル(37)

フリースタイルの競技会は開催する場所の確保が難しい。規定としては9m×18mのリンクというけれど、日本国内にはこれだけの広さの室内スペースで犬入室可能なところはまずない。そのために昨年は神戸のみでしかコンペが開催されなかった。 遠方住のペアはコンペへの参加が難しくなるため、ライブコンペの他に年2回、ビデオコンペが開催されることになった。ビデオの撮影場所も、最低で8m×10mを満たせばよい、ということで、普段一緒に練習している仲間とビデオ撮影会。 綺羅にとっては何度か来たことのあるスペースなので、コンペのような緊張感はみられなかった。失敗しても撮りなおせる、という気持ちからハンドラーもリラックスできる。今回は撮影にセミプロの方を頼んだが、外部者がいることでも綺羅は緊張していなかった。よしよし、少しずつだけど成長してるね 撮りなおしができる、とは言っても、何回も撮ったからといって良い映像が残るものでもない。2分間、犬が集中し続けることはかなりのエネルギーを使う。アジリティやディスク、フライボールなどのドッグスポーツとは違い、フリースタイルで犬に求めるパフォーマンス(集中力)は格段にレベルの高いものだ。ドッグスポーツよりはオビディエンス(服従訓練)に近いかもしれない。 続けて2回、撮影をすると2回目の演技は格段に質が落ちてしまうのが明白だった。2時間ほど休憩させてから最後の撮影をしてみたけど、イマイチ。トリックは失敗がないのだけど、集中に欠けているのが明らか。今回のビデオコンペにはトリックの失敗はあるものの綺羅の集中が見られる、1回目に撮影したものを選択。 やはり勝負は1発目ってこと。 この1回目の演技、今の綺羅チームにとってベストなパフォーマンスにするために、何をどのようにすれば犬の集中とトリックの成功に繋がるのか少し掴めたような気がする。オビディエンスの競技会に出ているペアはこうしたことに熟知しているのかもしれないなぁ。 6月には関東で初めてのフリースタイルコンペの公式競技が山梨で開催される。出場前に綺羅の集中を高めるのに、今回の経験が生かせるといいな

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