包装資材・機械 情報部

今年の夏も暑かったです。先週くらいからようやく涼しくなりましたが・・・
関東地方は、それほどでもなかったかもしれませんが、東海地方は猛暑日が非常に多く、
これまでにない暑さを体感しました。
東海地方は、ただでさえ夏の暑さは堪えるのですが、今年の夏は異常で、限界を超えて
いました。

「猛暑」といえども、エアコンのきいている場所では、涼しいのですが、機械を販売する際は、
工場内を下見しますので、暑さを実感します。
工場内では、スポットクーラーくらいで、工場全体は外気温と変わらないと思いますので、
作業される方のご苦労がよくわかります。
工場内の作業で、暑さが最も堪えるのは力仕事だと思います。
色々な力仕事があると思いますが、包装ラインでは、ケースのパレット積みが一番では
ないでしょうか。
絶え間なく流れてくるケースをパレットに積みつける作業は、最初は、それほどではない
のですが、長時間続けると、全身の力が抜けてきます。
これが、猛暑の中で行うとなると、休憩が必要になると思います。
元々、パレット積み作業は、腰に負担がかかる重労働で、機械化するのが望ましいと
思います。
しかし、生産能力から判断すると、コストがあわないと判断されていたのですが、
作業員の確保が難しくなり、生産自体が危ぶまれることもあり、そして、年月とともに
ロボットの価格が非常に安価になったこともあり、かつての感覚でパレット積み作業の
機械化を判断できなくなりました。
つまり、それほど生産能力が高くなくても、機械化するメリットが大きいということです。
ロボットは、電気とエアーの供給さえあれば、黙々と重労働をこなします。
また、最近のロボットは故障率が非常に低く、安定してライン稼働できます。

しかし、当社は、結束ダンボール用のロボットパレタイザーは６台も販売しておきながら、
ダンボールケース用のロボットパレタイザーの実績はありません。
もちろん、顧客に関係していますが、これからは封函機の後には、パレット積み作業が
あるものと考え、パレタイザーの提案もしていきたいと思います。

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