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カテゴリ:その他
皆様こんにちは。
来年7月に長野県松川町で開業予定の しらかば歯科クリニック院長井本です。 本日は、歯科レントゲンについてご説明させていただきます。 レントゲンは我々歯科医師にとっては絶対必要なものです。 虫歯や歯周病の進み具合、歯が折れているか、どの歯が原因で痛いのか、きちんと材料が詰まっているか、など、 沢山の用途があります。 そんな中、たまにいらっしゃる患者さんで、 レントゲンは放射線が怖いから撮りたくない 現在妊娠しているので、子供への影響が心配 など、不安に思われる方もいらっしゃいます。 結論から申しますと、 レントゲンはごく少ない量で沢山の状態を診断できるとても大切な検査方法です。 まずは、放射線について簡単に説明致します。 我々人類は日常生活で自然に放射線を浴びている事をご存知でしょうか。 太陽、食べ物、呼吸、大地などから常に放射線を浴びているのです。 自然界にもともと存在する放射線を自然放射線といいます。その被ばく量は、世界平均で年間約2.4mSv(ミリシーベルト)です。 これには先程も述べた、太陽や食べ物、呼吸、大地によるものが主となります。 その他に、東京からNY間を飛行機で移動すると0.19mSv、胃のレントゲンは0.6mSv。 このように、我々は日常的に常に放射線を浴びて生きているのです。 歯科で撮影するレントゲンの種類はおおよそ3つになります。 一つ目はデンタルエックス線写真です。 虫歯の進行具合や、歯周病による骨の吸収などを鮮明に診るために撮影します。 0.01mSv(ミリシーベルト)という放射線の量は、年間被ばくの約200分の1です(正確には240分の1)。 つまり、デンタルエックス線写真240回分の量を1年に浴びているという事になります。 人体に影響が出始める最低のラインは150mSvあたりからといわれています。 2つ目以降はまた明日お話し致しますね。 ではまたお逢いしましょう。 明日も良い歯ブラシを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.22 13:51:30
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