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【スタッフ】 監督=崔 洋一 製作=角川春樹 原作=北方謙三「黒いドレスの女」 脚本=田中陽造 撮影=浜田 毅 美術=今村 力 編集=冨田 功 音楽=佐久間正英 【キャスト】 原田知世 =朝吹冽子 永島敏行=田村 菅原文太 =庄司 藤真利子 =三井葉子 時任三郎=山本 成田三樹夫=大野(刑事) 室田日出男=立岡 橋爪 功=朝吹英一郎 中村嘉葎雄=野木原 【あらすじ】 「田村」の経営するバーに、 黒いドレスを着た「冽子」が現われた 彼女は静岡にいる「田村」の義理の妹『三井葉子』の知り合いで 店で働きたいと・・・・ 数日後「田村」は「冽子」のバッグから拳銃を発見 それは「葉子」が「冽子」に渡したもの また、腹を刺され その傷が癒えたヤクザの「庄司」もバーに転り込んで来た 「田村」は 組から追われる「庄司」の逃亡ルートを検討し始め・・・・ ルートが決まった日の夜、数人のチンピラが「冽子」を出せとバーにやって来た そこに現れた「庄司」の凄味に圧倒され、彼らは逃げだすが、 危険を感じたのか 「冽子」は その日からバーの二階から姿を消した その「冽子」が六本木のディスコで踊っていると 若いヤクザの「アキラ」に再会した そこで、「アキラ」から「庄司」を どうしても殺らなくてはいけない理由と 「庄司」の逃亡ルートが罠であることを聴いた その事を電話で「田村」に知らせる「冽子」 「葉子」の家を訪れた「田村」は 「冽子」が 7年前妻を殺した弁護士「野木原」に 追われていることを聞かされた そしてまた、刑事「大野」が 「冽子」の義父「英一郎」が不審な死を遂げたことで 「冽子」を追っていると知らされた 逃亡ルートを失った「庄司」は、暫く「葉子」の家に匿まわれることになった 彼女は「庄司」に、「英一郎」の愛人だったことを告げた 「英一郎」は 「野木原」に入る金の流れを克明にメモしていたのだが そのメモの隠し場所を知っているのが「冽子」だというのだ 「田村」の前に現われた「冽子」は、メモを「野木原」に二億円で売ると言い そのメモは 「冽子」が「英一郎」と暮らしていたマンションにあったのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なんなんだろう? この映画 まあ 早く言えば女優「原田知世」のイメージ・チェンジ映画 1987年のモノだから今から27年も前 おそらく当時流行のスタイル映画だった 「時をかける少女」以来 当時20才になった彼女の女に脱皮?を試みた作品なんでしょうね 「菅原文太」「藤真利子」「橋爪功」「中村嘉葎雄」「室田日出男」「成田三樹夫」など 大物俳優を配し 監督も「崔洋一」を起用して・・・・ 夜中の街中のカーチェイス ボコボコに殴られる喧嘩シーン等を しつこくクドクドと流して 「原田知世」の あんまし似合わない黒いドレスす姿を見せつつ スクール水着姿で泳がしたり 今では流行らないディスコダンスを延々と踊らしてみせたり 橋爪功に襲わさせてりして・・・・ かなり 色々サービスをしてるんだろうけど ちっとも響かない 折角の「崔洋一」監督らしい細々と神経を使ったシャープな画面も随分とあったのですが なんせ「北方謙三」の筋書きが 都合良く出来すぎているというか 小説なら許せるエンターテイメントも 映像で観ると やはりアホ臭く・・・・ さらに主人公の二人「原田知世」と「永島敏行」は ハードボイルドっぽくなく 少しもクールじゃないつーか 似合わない背伸びしてるような役柄に 違和感があって・・・・ それに大物俳優の脇役陣も イマイチ乗ってないし しょうがなくやってる感じがして ・・・・・という訳で チャンチャン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 庭に咲いた「紺菊・こんぎく」 “紺菊の 青さも冴える 霜の朝”・・・・山帰来 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月15日 10時02分48秒
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