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アトリエの仲間に戴いたチケットが7日迄だったので 急遽出かけた
始めて訪れた「目黒美術館」は 目黒川に隣接する緑の公園の中にあった 10時開館に一番のり こじんまりとした展示場は静かで雰囲気もよく 「ふたつの時代 所蔵品でたどる『パリの日本人』第一部 『フジタのいる街角』 巴里の誘惑、1910から30年代」展 目黒区美術館が収集してきた絵画作品の中から、戦前・戦後、ふたつの時代に パリに関わった日本人画家と作品を紹介 本展は、1913年に渡仏した藤田嗣治を 中心に、第1次世界大戦前後のパリで活動してきた日本人画家たちの足跡をたどり 華やかなパリで成熟した絵画の世界に触れ、貪欲に知識と技術を吸収していった 日本人画家たち 苦闘とともに作品を作り続けた「パリの日本人」の息遣いを展示 1971年 「赤毛の女」 水彩・紙 26.5X20.0cm 「藤田嗣治」作品 その他「安井曾太郎」「梅柄龍三郎」「木下孝則」「荻須高徳」「猪熊弦一郎」等などの作品と 彼等が使用していた旅行鞄やイーゼル 鉄道や絵画展のチケット タバコの包装紙等も展示 その昔 パリで苦闘していた日本人画家達の姿を感じる展覧会だった そこから歩いて“中目黒駅”まで約20分 目黒川沿いの遊歩道を歩いたが 川に大きく枝を張り出したサクラ 春には きっと素晴らしい景観なんだろう 中目黒から六本木へ そこから歩いて10分 「国立新美術館」へ 審査における不正問題から 「改組 第一回 新日展」として開催 日本を代表する歴史と権威ある展覧会が情けない限りだが・・・・・ 会場は平日にも拘らず かなり熱心な観覧者で混み合って 出展者と解説員によるギャラリートークも 今回 一番のお気に入り絵画 「西谷之男」作 特選『堂ヶ谷池新緑』 【授賞理由】 温かな春の空気と穏やかな水面を、美しく豊かな緑の色調と品格ある筆使いで 見事に描き切っている 人柄が作品に滲み出て、見る者の心も爽やかにしてくれる特選に値する優作である 勿論美しいのだが なんでもない様な風景をなんでもない様に自然のままに描いた作品 さわやかな風が吹いてくる様に 変化をつけるのが難しい緑色の草木 山・畑・池 こんな風に観る人の心を和ませることが出来る様な作品が 描けるようになりたい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月05日 11時52分00秒
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