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【スタッフ】 監督=是枝裕和 脚本=是枝裕和 撮影=山崎 裕 美術=磯見俊裕 郡司英雄 音楽=笠松泰洋 録音=滝澤 修 音響効果=柴崎憲治 照明=佐藤 譲 編集=是枝裕和 衣裳=青木 茂 スタイリスト=山本康一郎、山本和子 【キャスト】 ARATA=望月 隆 小田エリカ=里中しおり 寺島 進=川嶋さとる 内藤剛志 =杉江卓郎 伊勢谷友介=伊勢谷友介 谷 啓=中村健之助 内藤武敏 =渡辺一朗 吉野紗香 =吉野香奈 香川京子=渡辺京子 由利 徹 =庄田義助 山口美也子=食堂係 白川和子 =天野信子 木村多江 =食堂係 志賀廣太郎=山本賢司 原ひさ子 =西村キヨ 阿部サダヲ=渡辺一朗 【あらすじ】 古びた学校の様な 木造の建物の事務所に、5人の職員が 集まってきた 所長の「中村」 職員の「望月」「川嶋」「杉江」 アシスタントの「しおり」 「おはようございます!」中村所長の朝礼が始まる 彼らの仕事は、既に死んだばかりの 集まってきた彼等 死者達から 7日間で 人生の中で一番印象的な想い出を 選んで貰うこと・・・・ そして、その想い出を映像化して 死者たちに見せ、 彼らを幸福な気持ちで 天国へ送り出すというものだ・・・・ そう、ここは天国への入口『リンボ』なのである 今日も、22人の死者たちがリンボの施設にやってきた 職員たちは、彼らへの面接を開始する 死者たちは、それぞれに印象的な想い出を決めていく、それらは千差万別 戦時中、マニラのジャングルで米軍の捕虜になった時に食べた 白米の味を選んだおじいさん 子供を出産した瞬間を選んだ主婦 幼少時代、自分を可愛がってくれた兄の為にカフェーで 「赤い靴」の踊りを披露した時のことを選んだおばあさん パイロットを目指してセスナで飛行訓練した時のことを選んだ会社員 だが、中には想い出を選べない人もいた 「渡辺」老人は、自分が生きてきた証になるようなものを選びたいと言うが、 それが何か分からない・・・・ ちなみに5人の職員は 想い出を選べないか 想い出したくない人達なのだ・・・・ ---------------------- 『是枝裕和』監督 二番目の映画作品「ワンダフルライフ」 この作品 誰もが興味を持てるし 誰もが想い出そうとしてしまう アイデアが素晴らしい 22人の死者が 夫々に職員との面接で語る 自分の人生の中での 一番の想い出 プロの俳優に混じって 素人さんが語る 人生の想い出が 面白い オイラ的には この素人さんの想い出話を 沢山並べて見せてくれるだけでも 充分に ドラマチックで スリリングな 物語りになるんじゃないかと 思ったネ 由利 徹ならではの女性に関する 奥の深い興味深々の話は もっともっと聴きたかったし 白川和子の だめ男遍歴での苦労話も あまり語らないが 面白そうだし (なに ただ暴露話が 聞きたいだけ?・・・違うよ その中で一番の印象話が聴きたいの) 都電に乗って中学校に通った思い出「運転席脇の窓から吹き込む風を忘れない」と中年男性 出征してゆく恋人と別れた橋の上の思い出を懐かしそうに語る 初老の女性 ディズニー・ランドで仲間とスプラッシュ・マウンテンに乗った話は 若い女の子 大震災の時 皆がしていたので 甲州街道に両手をつけていた おばちゃん 何故か何も語らない「原ひさこ」オバアチャン・・・・既に9歳の想い出に生きているのだ 職員間で話し合う 人生で一番最初の想い出・・・・ 幼稚園でのプラスチックの定期入れや 給食の時のほうじ茶 故郷の雪景色・・・・ (平均的には4歳の頃が初めとか・・・・) 今では 胎児でお母さんのお腹でのことを 覚えている人も居るんだとか・・・・ この映画、オイラは 不満が残った・・・・ ARATAと小田エリカと内藤武敏の話 今昔の男女が絡み合い うだうだと説明が続き、だれる それと・・・・ みんなの話から映画撮影をして 個々人が それを観てから 天国に旅立つのだけれど 完成した映画 一本もその映像を見せてくれない・・・・なんでーえ? それにしても、この脚本を考え付いた是枝監督は凄い! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 門柱脇の壁際で 淡い紫色が可憐「ふうろそう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月11日 08時48分08秒
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