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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2016年04月06日
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   しがつ物語.jpg
【スタッフ】
監督=岩井俊二   脚本=岩井俊二   撮影=篠田 昇
美術=都築雄二、亀田 潔、荒木謙一   編集=岩井俊二
音楽=CLASSIC         助監督=行定 勲

【キャスト】
松たか子 =楡野卯月   田辺誠一 =山崎先輩
藤井かほり=北尾照子   留  美 =佐野さよ子
加藤和彦 =画廊の紳士  光石 研 =サラリーマン風の男
松本幸四郎=父親     藤間紀子 =母親
市川染五郎=兄      松本紀保 =姉
塩見三省 =車掌     津田寛治 =深津

劇中映画『生きていた信長』
江口洋介=織田信長(江口洋介山)
石井竜也=明智光秀(軽相撲紀伊石井)
伊武雅刀=斎藤利三(伊武雅刀刀)

【あらすじ】
四月、桜が満開の季節

東京・武蔵野にある大学に通う為、北海道・旭川から上京してきた『卯月』は、
慣れない土地で独り暮らしを始める

おとなしい性格の彼女は、変わった性格の友人『さよ子』やアパートの隣人の
『照子』など、個性の強い人々との触れ合いの中で、次第に心を開いていく

だが、そんな「卯月」も「さよ子」に大学の志望動機を聞かれた時だけは、
思わず言いよどんでしまうのだった

実は、「卯月」には人に言えない不純な動機があったのだ・・・・
それは、高校時代に憧れていたひとつ上の先輩『山崎』と同じ大学に通いたかったから

「山崎」を追って上京してきた「卯月」は、
彼がバイトをしている本屋に頻繁に通うようになる

ある日、「山崎」は遂に彼女のことを想い出してくれる
「卯月」は、都会の片隅で愛の奇跡を信じるのであったが・・・・
   -------------------------------
この映画の終わり方がユニークというか ちょっと吃驚させられる映画
特別なコトがあるワケではなく あっけなく突然終わる 「エッ なんだよう?」

雨の降る中 親切な紳士(加藤和彦)に傘を借り 先輩のバイト先の本屋に必死で走り 
傘を借り 紳士に借りた傘を返す 去りゆく紳士を見送り 雨の軒先に佇む「卯月」 
そこで 不意に終わる 一瞬 ナニコレ?  でも それがとっても 印象に残って

前作映画「スワロウテイル」の詰め込み過剰 猥雑な映画から一変 「松たか子」演じる
「卯月」(うづき) そう 四月(卯月)物語 なんもおきない あっさり淡白な映画  

雪の旭川から 桜咲く国立(コクリツじゃなくクニタチ)のアパートにやってきた卯月  
都会とキャンパス生活にマゴマゴしつつ だんだん慣れてゆく その日常を追いかける

映画の冒頭も印象的だ 雪の田舎駅 見送りに来てる父親「松本幸四郎)母親(藤間紀子) 
兄(市川染五郎) 姉(市川紀保) なんだ 一家総出演? でも その温かみが伝わって
しがつ.jpg
見送られるのが誰か暫くの間 後ろ姿しか映さない 当然「松たか子」なんだけど・・・・
塩見三省の駅員が話しかけてると いきなりドアが閉まり列車が静かに走りだす 手を振る家族
閉まったドアに手だけが映り そして画面はアパートの鍵を開ける手が映る 東京に着いたんだ

何も無い6帖の畳の部屋 荷物を置き 窓を開け 畳に座り そして横になり 暫く動かない
その間にタイトル文字 そして岩井俊二監督・脚本作品と出て キャストの名前が・・・・

4月って 出発の時 新学期 新年度 ピカピカの新入生 新入社員・・・・ 
そして 花の季節 野にも山にも街にも 一斉に色とりどりの花が咲き開く ウキウキの陽気

桜の花びらが雪のように舞い散る国立の街並み 引っ越し荷物が届き どたばたと(ここ笑い所) 
武蔵野大学の入学式 教室での自己紹介 学食 サークル活動の勧誘(全てがショート・コント)

何故か 釣りクラブでフライフィッシングの練習とか 映画「リバー・ラン・スルー・イット」
の話とか とにかく各所に笑いの小ネタをばらまきつつ軽快に進行 映画の間中 花びらが舞う

自転車を購入 近所を訪ね訪ねて走り回り コンビニ 本屋 公園・・・・そして映画館へ
タイトルは「生きていた信長」黒沢明監督作品風 白黒映画を長々と見せ 光石研の痴漢が(笑)

こういった卯月の 慣れない東京生活のあれこれを映して 彼女の人となりを映してみせる

で 何が落ちなのか?というと 
よくよく考えてみれば、「武蔵野」という言葉がふんだんに出てきてることに気づく
憧れの先輩の通う大学は「武蔵野大学」、卯月が読む本は国木田独歩の「武蔵野」
先輩がバイトしている本屋の名前は「武蔵野堂」、映画館の名前は「武蔵野座」

先輩がギターを武蔵野の原野でかき鳴らしている様子を想像して・・・・・
だから「卯月」が武蔵野大学に入学した理由が 先輩「山崎」(田辺誠一)を追って 
ということで 冒頭の傘のやり取りで親しくなって・・・・これから恋がはじまる・・・・
そんな期待をさせて・・・・ で終わったのかな?

今から 18年前の「松たか子」の女子大生 それなりにイイんじゃない・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4月5日 つくばみらい市にある「福岡堰」の桜並木に 我が家族8人でお花見
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最終更新日  2016年04月07日 19時50分33秒
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