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【スタッフ】 監督=ソーントン・フリーランド 原作=ルイ・ブロック 脚本=シリル・ヒューム、H・W・ハネマン、アーウィン・ゲルシー 撮影=J・ロイ・ハント 作詞=エドワード・エリシュー、ガス・カーン 音楽=ヴィンセント・ユーマンス、マックス・スタイナー 【キャスト】 ドロレス・デル・リオ =べリニア・レゼンデ ジンジャー・ロジャース =ハニー・ホール フレッド・アステア =フレッド・アイレス ジーン・レイモンド =ロジャー・ボンド 【あらすじ】 『ロージャー・ボンド』は金持ち坊ちゃんで「ヤンキー・クリッパース」のバンド リーダーで作曲家、自家用の飛行機にはピアノを積み込んでいるという変わり者 フロリダのマイアミでバンドを指揮していた時、彼はラテン系の美人に一目惚れ その美人はリオ・デ・ジャネイロの富豪の1人娘『ベリニャ』だった ところがロージャーはその彼女とダンスをした為、ホテルから出演拒否をされる 「ベリニャ」は父親が病気のため支給帰国することになった 一方ロージャーもリオのアトランチコ・ホテルから出演依頼が舞い込み そこで彼は自分の飛行機に彼女を同乗させてリオに向かうが・・・・・ 途中 無人島に不時着し これ幸いとロージャーは恋をささやいた ところが彼女には婚約者がリオにあるという しかもその婚約者は、ロジャーの大学の同窓「ドン・ジュリオ」だった リオもアトランチコ・ホテルはベリニャの父レゼンデの経営するものであった ところがホテルを横取りしようと企む悪資本家組合が その筋を動かして、 ブラジルの首都リオの大ホテルでアメリカ音楽を演奏することを許さず という命令を出させた そのためせっかくやってきたヤンキー・クリッパース一行は手も足も出ず ベリニャは幼年時代にドン・ジュリオと誓い合った婚約は破ることはできない、 というのでロージャーは恋にも破れねばならない羽目となった ヤンキー・クルッパースが出演できぬとなれば、ベリニャの父親は責任上 ホテルを手放す事になる と知ったロージャーは愛人の父を救うために、 リオ・デ・ジャネイロの上空で飛行機の空中レヴューを演ずる計画を立てるが ----------------------------- 前回の「コンチネンタル」の前年1933年の作品「空中レヴュー時代」 上のポスターは「アステア」と「ジンジャー」が額を付けカリオカを踊ってる図柄で 当然この二人が主役と思いきや なんと主役はロジャー役「ジーン・レイモンド」と ブラジル美人「レゼンデ」役「ドロレス・デル・リオ」(この二人は全然踊らない) 踊らない主役二人の恋物語は 全然面白くもなんともないベタすぎる話で・・・・ 脇役の「アステア」と「ジンジャー」が踊るシーンだけが魅力の映画です いや違う・・・・この映画の魅力は なんてったって「空中レヴュー」なのだぁ どうですコレ 小型プロペラ飛行機の翼の上で踊り子たちが踊るのだよ! それも 10機程の編隊を組んで それぞれの趣向を凝らした振り付けで ある飛行機では空中ブランコが演じられてて 流石そりゃあ ないだろって アリャあ 受け損ねて落下する踊り子を他の飛行機の翼で救っちゃたりして YOU TUBE動画「FLYING DOWN TO RIO」で是非観てください 少々漫画チックな映像ですが 結構笑えて面白く 貴重なシーンに大満足 当時エスター・ウィリアムスの水中レヴュー映画が大ヒットに対抗したんじゃネ? この映画の共演で「フレッド」と「ジンジャー」のコンビ映画がスタートした 記念すべき必見の映画なのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月09日 11時46分25秒
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