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【スタッフ】 監督=モーガン・ネビル 撮影=グレアム・ウィロビー 編集=ジェイソン・ゼルデス、ヘレン・カーンズ 【キャスト】 ヨーヨー・マ =米国 チェロ奏者 ジョン・ウィリアムズ =米国人 作曲家・指揮者 タン・ドゥン =米国人 作曲家 ケイハン・カルホール =イラン人 ケマンチェ奏者(二胡に似た) 梅崎康二郎 =日本人 尺八奏者 ボビー・マクファーリン=米国人 ジャズシンガー キナン・アズメ =シリア人 クラリネット奏者 ウー・マン =中国人 琵琶(ピパ)奏者 クリスティーナ・パト =スペイン人 バグパイプ(ガイタ)奏者 ウー・タン 【内容】 世界的チェロ奏者である『ヨーヨー・マ』 2000年に【音の文化遺産】を世界に発信するために立ち上げた “シルクロード・アンサンブル” さまざまな歴史的、文化的、政治的背景を背負ったメンバーたちとともに、 ヨーヨー・マは自分自身のアイデンティティを確立していく ヨーヨー・マが音楽で世界を変えようと努めてきた20年に渡る道のりと、 メンバーたちの生き様を通して、音楽が国際的な言語であり、人々をつなぐ 架け橋であることを体感できるドキュメンタリー映画 ----------------------------- 高校時代からの仲間「Kちゃん」から 突然メールが入った 「今日ね 柏の葉で映画観たの「ヨーヨーマと旅するシルクロード」ってやつ ヨーヨーマの人間性と音楽に感動した 凄いので是非どうぞ!」 オイラ「ヨーヨーマもシルクロードも大好物 早速戴きます」と返信 観てきた 「期待に違わず最高でした!」とは 映画的には言えないが 「ヨーヨーマ」が シルクロードの国々で出会った 優れた民族楽器演奏者と共演する音楽は素晴らしく 思わず自然にリズムに合わせ身体が揺れる アア このシルクロード・アンサンブル の演奏を生で聴いてみたい と痛切に思ったネ 元々チェロの楽曲が好きで「カザルス」「ロストロポービッチ」「フルニエ」の昔から また「ミッシャ・マイスキー」のドボルザークやバッハに癒されてきました が 今回のヨーヨーマの創る音楽は とても意欲的で活気に溢れ 心躍る楽しいものです 映画ではヨーヨー・マ以外に4人のミュージシャンがフィーチャーされていて 先ずは クラリネット奏者『キナン・アズメ』 アメリカに留学した後、故国シリア では民主化運動がはじまり、その後の内戦は、米国やロシアを巻きこんでいまも解決 していない 故国の惨状を知るたび米で活動する彼の心は揺らぐ レバノンのシリア 難民キャンプの子供たちに笛を配り クラリネットを教えるシーンはなにか胸に迫る ガリシア地方はケルト系の人たちが暮らすスペインの中の異国『クリスティーナ・パト』 その地のガイタ(バグパイプ)の人気演奏家 楽器を電気化して、ガイタのジミ・ヘン と呼ばれる彼女は、伝統的な民謡の世界から批判されても、ガリシア文化を次の世代に 橋渡しする使命に燃えて その熱が伝わってくる 『ウー・マン』は1960年代の文化大革命の時期にピパ(中国琵琶)を学びはじめ、 第一線で活躍していたが、90年代にアメリカに渡った 故国の俊英もアメリカでは ただのストレンジャー クロノス・クァルテットに見出されたのをきっかけに引く手 あまたの琵琶奏者になるまでは苦労の連続だった それにしても琵琶の音色がこれ程素晴らしいとは 知らなかった 少年時代からケマンチェ(イランのヴァイオリン)の名手だった『ケイハン・カルホール』 1979年のイラン革命後、亡命先でさまざまな仕事で糊口をしのぎながら腕を磨き、 世紀の変わり目の時期には故国イランの古典音楽の名人たちと組んで国際的に活躍していた 日本からも尺八奏者の「梅崎康二郎」が参加しているが 夫々の国の楽器が お互いの 持ち味を損なうことなく 見事調和して・・・・・見事な芸術品となって お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月22日 21時45分34秒
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