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しろいごはんの食育日記

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2007.01.07
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カテゴリ:人間関係の話
人生って無いものねだりだと思う。

私は、ママになった友達が、可愛い子ども達に囲まれている姿を見ると、とっても羨ましいけど、逆に私は、そういった友達から、仕事が楽しそうで羨ましいと言われたりする。

人生ままならない。

でも私はそういう「ままならない人生」というのが結構気に入っている。

もしかしたら人によっては、欲しいものを全部手に入れている、という人もいるかも知れないけど、私は、自分の手が届かない所に欲しいものがあって、それを手に入れるために、必死で飛んだり跳ねたり、椅子を持ってきて手を伸ばしたり、人に協力を頼んだり、どうしても手に入らないときはきっぱりと諦めたりと悪戦苦闘するのが好きだ。

そうやってもがいている内に、実は欲しかった以上のもの(新しいやり方の発見や、素敵な人との繋がり、自分の成長)が手に入っている気がすることがよくある。

私は10年前よりも、5年前よりも、今の方が生きていくのが楽と感じるようになった。

多分少しずつだけど、何もできない自分も、ちっぽけな自分も自分だと認めることができるようになってきたからだと思う。

5年前はまだ、人に自慢話の一つでもできる自分じゃないといけない、親に褒められる子じゃないといけない、後輩に尊敬されなくては・・・などと思っていた。

でも少し前に、結局私は、世界192国(だっけ?)にいる65億人という人口のうちの1人。たった65億分の1の存在だと気づいた。

私はずっと、すごくちっぽけな世界(家・会社・友達)だけを見て、優秀と思われたい、認められたいと願っていたということだ。

100人にも満たない周囲ばかりを見るのをやめて、360°広がる世界に視界を広げて見てみたら、モノゴトって全然違って見えてくる。

人の成長って、もしかしたら30過ぎでやってくるのかしら?

最近はそんなことを思う、32歳のワタクシです。


世界中を見てまわることはまだできないから、本で世界を覗いてみる。
ブックカバー。・・・と、ひつじ。





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最終更新日  2007.01.08 16:29:35
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