親の役割は子供の適性を見極め、方向性正しく導くこと。
努力することはいいことだ。 そのようによく言われますが、半分正解で半分間違いのように思います。 方向性正しく努力することが大切で、がむしゃらな努力は身を結ばないことが多い。 でも、身を結ばなかったからすべてが無駄かと言うとそうではなくて、その時に目標に向かって突き進んだという経験は残るでしょう。 その時の頑張りを次につなげることは可能です。 とはいえ、成功したり幸せになったりするのに、ものすごい努力という代償が必要なのもおかしな話で、人は皆、基本的には幸せになるためにこの世に生を受けています。 魂の器を大きくするために、今世は困難な状況を選んで生まれてきているかもしれない。 でも、大きな目標として、「幸福とは何か」を学びにきているのではないでしょうか。 この「方向性を正しく」ということ。 これはその人の今世の使命に関係してきます。 ごく幼い頃から、自然とやっていたこと、時間があればやってしまうこと。 そういう中に、その人の人生の課題が含まれていることが多い。 この適性をきちんと見極め、その方向にうまく導いたり、助言したり、その学びや活動を応援したりする。 それが、親や周囲の大人の大切な役割になってきます。 本来は一番身近な親御さんが適任のはずですが、それを学校の先生に大部分押し付けてしまっているのが現状ではないでしょうか。 白い魔法使いの子供は、様々な才能に恵まれていることが多い。 親が白い魔法使いや、ごく普通の人物であれば問題はありません。 親が黒い魔法使いだった場合が大変です。 その才能に嫉妬し、その能力を否定し、自分よりも上に行かないように押さえつけます。 それは社会の大きな損失となっていきます。(T.Y)