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テーマ:読書日記(1658)
カテゴリ:偏り気味な読書日記
あさのあつこさんの「闇医者おゑん秘録帖」の第2弾
「花冷えて」を読みました 第1弾より、さらによかった あさのさんの弥勒シリーズの時も思ったのですが、 第1弾は、その小説の設定の話が長く、だいぶ暗いのです (弥勒シリーズは2冊目も設定説明が続いていた気がする) その説明が済んだ以降の本は、本当におもしろい 「花冷えて」は 「竹が鳴く」と「花冷えて」の2つのお話が入っています 「竹が鳴く」にはお竹という勤め先の主人に孕まされたという女の子が出てくるのですが、 最初はいるかいないかわからないような弱々しい子だったのに、 子供を産むことを決めてから、違う顔を見せるようになります 彼女は、幼馴染の十助とも関係を持ったことがあり、 実は、子供は、勤め先の主人ではなく、十助の子のようなのですが、 十助についてのお竹の物言いが興味深かったです さらには、 話が終わったかと思った頃に、 お竹でないもう1人メインの話が始まって、それも楽しめました 「花冷えて」の方は、 娘コロリという謎の病気にまつわる話 かわいそうで、コワイ話です 第2弾が出ていて、 興味深く読める「闇医者おゑん秘録帖」 必ず少しコワイ所が織り込まれているのですが、 私的には おゑんが一番コワイ さっぱりとした性格で、姉御みたいなんだけど、 あったかいというよりは、冷たいというか・・・ 少し薄気味悪いというか・・・ 主人公だし、かっこいい女性なんだろうと思おうとしているのですが、 若干共感できないひっかかりがあります そういう意味では不思議な小説かも 花冷えて 闇医者おゑん秘録帖 [ あさのあつこ ] ランキングに参加しています できましたら、クリックよろしくお願いします 丁寧な暮らしブログランキング にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.27 17:48:04
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