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カテゴリ:北浦周辺
![]() みすゞが童謡を書き始めたのは、20歳の頃からでした。 4つの雑誌に投稿した作品が、そのすべてに掲載されるという鮮烈なデビューを飾ったみすゞは、『童話』の選者であった西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されるなど、めざましい活躍をみせていきました。 大正末期から昭和初期にかけて、26歳の若さでこの世を去るまでに512編もの詩を綴ったとされます。 それから50余年。長い年月埋もれていたみすゞの作品は、児童文学者の矢崎節夫氏(現金子みすゞ記念館館長)の執念ともいえる熱意により再び世に送り出され、今では小学校「国語」全社の教科書に掲載されるようになりました。 天人 ひとり日暮れの草山で、 夕やけ雲をみてゐれば、 いつか参つた寺のなか、 暗い欄間の彩雲(あやぐも)に、 笛を吹いてた天人の、 やさしい眉をおもひ出す。 きつと、私の母さんも あんなきれいな雲のうへ、 うすい衣(べべ)着て舞ひながら、 いま、笛吹いてゐるのだろ。 夕やけ雲をみてゐれば、 なんだか笛の音がする、 かすかに遠い音がする。 『金子みすゞ童謡全集』(JURA出版局)より 白木屋グランドホテルから車で15分の金子みすゞ記念館を御覧に是非お越し下さいませ。
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最終更新日
2009.12.03 16:40:57
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