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2010.05.01
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カテゴリ:湯本温泉周辺
湯本温泉内にある馬頭観音菩薩です。
 馬頭観音菩薩は、仏教における信仰対象である菩薩の一つです。サンスクリットではハヤグリーヴァ(Hayagriva)と言い、「馬の頭をもつもの」の意です。観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一つにも数えられています。日本語では「馬頭観音菩薩」、「馬頭観世音菩薩」、「馬頭明王」などさまざまな呼称があります。衆生の無智・煩悩を排除し、諸悪を毀壊する菩薩です。


馬頭観音菩薩

 梵名をハヤグリーヴァといい、インドの古代聖典「リグ・ベーダ」に出てくるペード王の駿馬パーイドヴァが起源という説があります。馬の神格化によって出来た観音ですが、「大力持明王」「馬頭金剛明王」などと呼ばれ、八大明王にも数えられます。


馬頭観音の経典と信仰

 「陀羅尼集経」に馬頭観音の名前が出てきますが、馬頭観音を本尊にするお寺では「観音経」が用いられているようです。
 馬頭観音は6~7世紀ごろ日本に伝えられ、8世紀には奈良の大安寺、福岡の観世音寺で馬頭観音像が造られており、鎌倉時代の武家社会では馬は貴重で戦闘に借り出されたので馬頭観音信仰は盛んになりました。江戸時代には家畜の守護神、旅の道中の安全を守る菩薩として路傍や田舎のはずれなどに石仏馬頭観音像が置かれるようになり、民間信仰化します。天台大師の「摩訶止観(まかしかん)」では馬頭観音は六道世界の内、畜生界救済にあたる菩薩とされます。


馬頭観音像の形

 三面六臂像が一般的で一面二臂,三面四臂,四面八臂などあり、身体の色は赤色で恐ろしい忿怒相。三面の額に縦に目が付いており、牙を出して、髪の毛は逆立って頭上に白色の馬の頭を乗せています。これは馬が草をむさぼり食うように,人の煩悩を食べ尽くして救済するということを意味しています。六臂のうち二臂は胸の前で親指,中指,小指を立て,人差し指と薬指を曲げて両掌を合わせる馬頭印。


功徳

 畜生道救済(畜生界におちた霊の成仏・ペット、家畜の冥福) 魔障除去 魔障による病気平癒と苦悩除去の功徳があります。


お祭りする場所

お仏壇・床の間・お厨子


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最終更新日  2010.05.01 14:31:52
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