2005/03/20(日)01:58
永遠の見果てぬワインになった「エール・ダルジャン」
この書き込みは,3月20日未明に書いています。
なぜこの日に遡って書き込みをするかと申せば,3月「18日」にお宅にお邪魔してワインパーティーをするべくワインを「お預けして」おいた大恩ある女性の方が,この15日の未明に心臓の発作でお亡くなりになったからです。
そのワインの名は「エール・ダルジャン 2002」。かのメドックのムートンが出している「白」ワインです。実は暮れにお歳暮でさし上げたのですが,「春になったら奥さんと一緒にいらっしゃい。そしたら皆で料理を作って飲みましょう」とおっしゃり,その後何回かお会いしつつも,いつも昼間だったので「パーティーをする」ことはなく,ようやく18日に会って,口開けをする約束が整っておりました。
そうしたところ,15日の夕方に至り,他出していた小生のもとへ家内からメールが。。。なにげに開いたら,そこには目を疑うような「死去」の文字。絶句しました。
18日に会うはずだった方が,その同じ日に告別式となりその日のうちに「お骨」となる,,,,。三文小説でもこんな筋書きはないはず。
あのワイン,当時買った店ではまだ残っていました。買い直して家内と二人で飲もうかと一瞬思いましたが,どうしても手が伸びませんでした。。もしかすると,一生買わないかも知れません。どうしても,その方と飲みたかったから。。