シロワンコの【今日のワイン】 敢えて宣言！　こんなモノは天下のフランスで造る必要ナシ＠南仏ヌーヴォー。

★プリムール・カタラン　PRIMEUR CATALAN[2008](VDP D'OC)　；　使用品種　メルロー，シラー（混醸率 不明） ；　輸入元　ワインプレスインターナショナル（すなわち販売者のヴェリタスさん）＠大阪府泉佐野市　：　 　　楽天内「ヴェリタスさん」の，ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞記念で「15本で\9980」セット（税込み，送料込み，本日現在売り切れ中）からのお品。 　　初めてお目にかかる，南仏オック地区産のヌーヴォーちゃんでありまする（皮肉的に言えば，去年の売れ残りというところ）。 　　まずはボジョレー・ヌーヴォーの一部のそれを真似てか，ビンが透明でありまいた。コルクはプラスティック製で超ケバケバしいショッキング・ピンクのお色。アルコール度数は12.5度。 　　ヌーヴォーちゃんとなれば，当然ボジョレーとの比較でものを申すべきなれど，実はワンコはボジョレー・ヌーヴォー自体「絶対自分（のお金）では買わない」対象なので，そのまた亜流（？）たる当品なんぞは，端（はな）からまるで論評する気になりませぬ。 　　と言い放っても，それでなぁんも言わないわけにもいかないけん，，，まぁ要するに，香りの少ないボジョレー・ヌーヴォーみたいなモンと思し召せ。周知のごとくボジョレーの方の使用品種はガメイってえシロモノにて高級品になるほどあの独特の「華やいだ」香りが強くなる傾向にありまする（たとえばルイ・ジャドのそれなど）。ついては本品はその香りが少なく，その代わりにエーテル香強く，さらには嚥下後にロッテの梅味のガムから甘さを取り去ったような浮薄且つ粉っぽい酸味がしぶとく残るってえお味でありんした(-_-;)。　　 　　いえなに，すでにヨッパの状態で飲めば，このタンニン感の少なさが却って「飲みやすいワン♪」と思わさえてしまうこともあるとかもしれませぬが，逆に言えば「その日の最初のワイン（しかもその1本しか飲まない）」お品としては，ワンコ的には到底選択しないお品でありんす。 　　これはまぁ，，，何を目指して，あるいは何を信念として造っている（売っている）のか，どうにも理解できないお品じゃにゃ。せっかく南仏なんじゃから，糖度の高い果実を原料にして，それをそこそこ熟成させて「なめらかで濃い～お品」を造ることに専念したほうがエエと思うがのぉ，，， ヘ（；＾＾）ノ　スタコラサッサ。