交渉人は疑わない
榎田さんの新刊「交渉人は疑わない」を読みました♪前作の「交渉人は黙らない」が榎田作品ナンバー2のお気に入りなので待ちに待った2巻目っ!!(1巻感想はここ)で、先ず言いたいのは 掘削成功おめでとぉ~~~兵頭!(ドンドンパフパフ)(「掘削」って表現にワロタ/P.224)てな訳で芽吹&兵頭の絆はますます深くなり、2巻はコメディ度もアップ!なので声を上げて笑うこと4,5回で・・特にウケたのは××をOKした芽吹に焦りまくる兵頭。「わかってんですか。ケツですよ」「うるさいなあ。男はケツの穴のひとつやふたつでグダグダ言わないもんだ」「ふたつあったら大変でしょうが。使いわけでもするんですか」いざとなるといいの?いいの?と確認をとっている雰囲気で、何ともカワ可笑しい先輩に激甘! な寿悦の優しさとへタレ加減が最高でしたこの他爆笑したのは兵頭の舎弟たち。伯田さんがイイ味なのは言うまでもないですが、舎弟ズは芽吹を「姐さん」に祭り上げたいのでノリがオカシイ。おもろ~な集団です。さて、今回のストーリーは非道なホストを助ける芽吹を中心に進んで行きますが、それ絡みで兵頭の前科にまつわる重たい過去が浮上。でも重苦しい雰囲気にはならず、全体的に前巻より漫才がパワーアップ!が、さゆり視点で語られるエピローグでは驚くべき事実が発覚散々笑わせてしっとりと閉めるこのラストは、二人の株を上げる流れになって脱帽。笑って萌えて切なくなって・・完璧なBL娯楽作品に仕上がっていました。それにしても、敬語で変態な兵頭は私的に大ツボ特に今回はボイス読書をしてしまったので、刺さり過ぎて悶絶でした(CV:子安さん)。そして表紙も相変らずのビビッド奈良でしたが、カッコよすぎてヨダレもの。1巻と2人の立ち位置が逆なのが洒落ていて素敵でした。で、1番笑ったのは扉絵の携帯画像ですが、その他のイラストも文章にあわせてライトなお笑い系多数。イラストというより、もはや漫画な雰囲気でした。このシリーズは3巻に続くようで、榎田作品は最近漫画家・商店街シリーズが終ってしまったので狂喜乱舞♪キヨ&智紀、芽吹の弁護士時代も気になりますし、まだまだ続いてほしいっ。当然英田さんと組む小冊子も応募ですっ。私的にこれ以上ない組み合わせなので・・ありがとう!SHYノベルズ*キヨの名古屋土産シャチボン。食べてみたい(笑) *にしても七五三野って絶対読めない・・