終わりなき夜の果て(上)
清澗寺新刊『終わりなき夜の果て』を読みました。シリーズ6冊目ということで、これ以上一体何が??とあまり期待をしてなかったのですが・・ガッツリと2段組のエロ濃い内容で、前半は出会いから5年後の深沢×和貴、後半は30代の伏見×冬貴がメインでした。和貴編は深沢の過去と家族の出現によって、自分のために全てを捨ててきた深沢の人生を今更ながら苦悩する和貴。結局深沢との別離を決意しますが、そんな事を深沢が許すわけもなく、相変らずの変態キッチー攻でお仕置き開始・・。(針にはガタブル)が、今回はその前の心中未遂シーンが凄くよくて、深沢のために生きることを選ぶ和貴には涙がホロリ「終わりなき・・」は和貴の家や深沢に対するわだかまりが解決する内容だったので、後味も円陣さんのラブシーンも◎でしたにしても深沢はどんだけ自分の名を和貴に呼ばせれば気が済むんだぁ(笑)。『直巳』・『和貴』 ってラストのSSも入れたら何回出てくることやら。この呼び捨てプレーが音になったらさぞかし凄いことでしょう。(て、コニタンで「和貴」を脳内変換したら・・キタ~~~ッ)さて、後半の「罪の褥を満たす愛」ですが、こちらは伏見の縁談を阻止&華族制度廃止運動を妨害する冬貴のストーリーで、常に気だるいパパが妙に行動的。て、伏見が絡むときちんと頭が回る人のよーで、でもその妨害の方法がやっぱり 淫魔とはいえ義康への想いの強さがはっきりと描かれているのでどれだけ淫らでも健気で可愛い。グルグルしがちな義康もこの一件で、完全に開き直ったことでしょう。てな訳で2話とも受の愛を攻が再確認できる内容で、けっこうなラブラブストーリー深沢も伏見も色々報われてよかったですっ。「終わりなき夜の果て」は長男・三男編が来月発売予定。国貴ストーリーが好きなので楽しみですが、加えてCDも3枚組で出るようで、これが又音になるとは・・何だか濃いぃぃぃぃです。*ムービックのCMが面白いです。出演:千葉・置鮎・小西・野島ピー・ピー音が笑えて、野島和貴が哀れで可愛い♪これだけでもイイかも(笑)