2007/07/05(木)21:15
守護者
岩本薫さん原作・蓮川愛さん挿絵のロッセリーニ家の息子『守護者』を読みました。
この本はふみ1202さん宅で見かけ、強烈好みなカバーと
強烈好みな題名 に興味津々
でも税込み価格1470円は高すぎると苦悩。
が、現物を見たら迷いは続かずレジへ直行~(笑)。
内容はシチリアマフィアの三男坊・ルカとその護衛・マクシミリアンのお話でした♪
ルカは日本人を母に持つハーフ。大事に育てられたためか、マフィアのくせに子猫ちゃん。
で、子猫状態から脱するべく、ルカは日本留学を決意しますが・・
なんと 護衛付き
ルカは15歳年上のマクシミリアンが小さい頃から大好きで、
マクシミリアンはルカが生まれた瞬間からベタ惚れ(そんなバカな)
なので基本は問題ない両人ですが、お互い大人になってからの気持ちは分からず・・
マクシミリアンの過保護ぶりにルカは苛立ちます。
大学への送迎
食事の世話
付き合う友達の調査
門限決め など
・・正直ウザイ護衛です(笑)
でもクールでメガネで、脱ぐとフェロモ~ンなマクシミリアンはやはりカッコイイ
そんな訳で『守護者』はマフィアものというより、わりと単純なお世話BL。
年の差主従の敬語攻はかなりツボでした
ところで、今回笑った箇所が一つあって・・
それは「より高度なレベルを目指すため日々の地道な鍛錬が不可欠です」
と二人きりの時も日本語を強要するマクシミリアンっ!
いくら日本語ができるからって、そこまでしなくても(笑)
愛の告白と×××は一体何語でやっていたんだか??
あとルカの母はもしや極道マニアなのか??
・・・最後まで気になりました~。
岩本さんの小説は今回お初でしたが、CDの「YEBISUセレブリティーズ3」は聞いたことがあり・・
(感想はここ)
実はこれも突っ込み所が満載で、けっこう笑える攻でした。
なので、前作のロッセリーニ家長男エピソード・『略奪者』も読んでみたい。
実は「略奪者」もカバーが素敵なので・・・今まで見て見ぬふりをしてきましたが、
中古で見つかるとイイですっ。
にしても、久能千明さんのグレーゾーンシリーズといい、どうして豪華本にする必要があるのか??
蓮川さんだから多少は納得ですが、値段と内容が正直合っていないとゆーか・・
角川さんは読者泣かせです