2008/03/25(火)20:30
天使の片羽
高岡さんのルチル新刊『天使の片羽』を読みました。
この作品は『天使の啼く夜』『天使の爪痕』のスピンオフ作品で、
今回は田宮の世話係り・志水と、
このシリーズのダーク部分である加治の息子・陽一の物語。
(前作感想はここ)
陽一は『天使の爪痕』に出てきたホスト君ですが、
3巻目の出だしはまだ高校生。
裕福でも家庭環境に恵まれない彼は無気力で自暴自棄。
そこへ塾講師だった志水が偶然家庭教師に雇われ、陽一は即フォーリンラブ
が、志水の両親の死に陽一・父が関わっていたため上手く行かず・・
ハッピーエンドにたどり着くまで約7年が経過。
ひたすら先生を慕う陽一の健気さと可愛さが切なかったです。
この物語は志水がクールな眼鏡キラ~ン男で
陽一より長身。
なので一見<攻>タイプですが・・実はガッツリ年下攻。
背が受より低い攻は珍しいので、身長下克上は新鮮でした~。
さて、このシリーズは奈良さんが挿絵担当だったお陰で3冊読破できましたが・・
最近の奈良さんカラーは以前と微妙に色が違うような・・??
何だかビビッドになった??
ちなみに最近イラスト買いしたのはこんな本。
いずれも内容は△でしたが・・
表紙が何だかキラキラしている~~。
中の挿絵も線が濃くなっているというか・・
正直以前のボワ~とした色と線の方がよかったよーな・・。
とはいえ、画像の3作品表紙は嫌いではないです♪
でもちょっと俗っぽくなった(?)気がするのはアタシだけでしょうか~~。