花は咲くか3
1年3カ月ぶりの新刊「花は咲くか3」を買いました。(1・2巻感想はここ)1・2巻に引き続きとても目を引く表紙で、中の扉絵も同じく絶品この作家さんの絵の上手さと構図力にはうっとりできます。が、話の方は相変らずスローテンポで、蓉一と桜井はようやくお互いの気持ちを伝え合って、キスをしまくる程度には進展。蓉一は桜井と自分の関係、そして積極的に迫ってくる藤本とのやり取りを通じてかなり人として成長。自分の気持ちを不器用ながらも口にするようになっていきます。一方桜井も蓉一に戸惑いながら気持ちが抑えられず、この子相手に遊びの恋はできない ノリでけっこう真剣。が、ラストはかなりタイミング悪いオジサンで・・早く次ぎが読みたいですっ。にしても菖太の父はほんとに暴君ですね~。不器用でマジメなだけと言われてますが、浮気して子供つくっちゃた上に子育てもまともにしないばかりか、甥の面倒も他人に丸投げ・・。そのわりに蓉一・菖太・竹生は本当にイイ子で、今後は3人協力して大人に立ち向かって欲しいです。「花は咲くか」で1番好きなのは<目は口ほどに物を言う>蓉一の眼力。こんな目でジッと見られたらオジサンは堪らないでしょうね白抜き×ベタ髪 に弱いミラージュ病を患っているので・・この二人のビジュと眼力がツボです!