あと一歩
「あした、しあいなんだよ」いきなり切り出されて焦った昨日。そうかー、またテニススクールで試合の月が巡ってきたのか。大暴れ事件以来、「試合はしない」ということでスクール側との話し合いはついてるんだけど、コーチの中には「試合してみようよ」と誘ってくるかたもいらっしゃるらしく、小鬼的には複雑な想いがあるらしい。オイラも複雑。試合できるようになってはほしいけど、今はまだ難しいのではないかという気もするし。「やらないならやらないで、コーチにちゃんとそう伝えればいいんだよ」説明したけど、小鬼の表情はいまひとつ晴れない。「試合をやらないってだけじゃ、やる気がないのかと勘違いされちゃうから、球拾いしてみんなを応援するからって言えばいいよ」この一言のどこが良かったのかはわからないけど、急に小鬼がパッと表情を明るくして、「そう言ってみる!」と車を降りていった。さて、お迎え。「かーちゃん、おれ、まけてもおこらなかったよ! それで、2いになったよ!」え゛え゛え゛ーーーー!!!よっぽどコーチがうまく対戦相手を選んでくれたのかなとも思ったけど、そこは口に出さない。えーと、そりゃすごい、いろいろ頑張ったね。「1いになったら、しょちゅうきゅうのクラスにあがれるんだよ!」そうなると授業料が高くなるんで、無理しなくていいです、小鬼。それにしても、試合しない気満々で出向いた小鬼に試合させてしまったコーチ、さすがプロ。そしていままで、負けても怒らずに対処できるまで面倒みてくださったことには、もう感謝感謝。小鬼も、よくやった。あと一歩だ。着てったオーバーを忘れてこなきゃ満点でした。これでもうウチには、キミのトレーナー・上着の類は、ラスト1枚しかなくなりました。