Single Income Three Kids

2012/11/19(月)21:12

けいさつけんまめちしき@【わくわくこども動物園in吉祥寺】

子どもと大人の遊び場(201)

ミニラのお絵かき教室参加中は、チビとともに動物園内を見て回り、クイズラリーに答える。チビがひと休みしている間に、これまた抽選漏れした警察犬のデモンストレーション見学に走り、キャンセル待ちを予約した。 お絵かきから出てくるミニラを待つあいだ、チビと同じ学童にいた児童のお母さんと一緒になり、「うちもあれとこれを申し込んだけど外れた」という話になった。 「キャンセル待ち? え、そんなのあったの!?」 やっぱり。さっきもミニラ以外にキャンセル待ちはいなかった。知らないひとや、知っていても「キャンセル待ちの抽選で外れたらちょっと」って判断するひとが多いんだろな。まあ、執着するお宅ならチャンスが増えるという意味では、悪くない。 さてそんなわけで、無事にキャンセル待ちで見学できることになった警察犬のデモンストレーション。これがもう、すべてスキなく見事、生き生きと「仕事」する様子が感動的であった。常に訓練士さんの顔を見上げて歩く犬たちの、嬉しそうな顔ときたら。そして、指示がわかって行動を始めるときの真剣で淡々とした顔、戻ったときのどや顔。これはイイ。リスクも負う仕事なのだろうけど、あんな幸せそうな犬の顔は滅多に見られない。機会があったら、訓練の現場を見てみたい。 ところで。 「なんでみんなおなじ犬なの?」 ミニラに尋ねられて、そういえばきちんど訊いたことがなかったなーと思ったので、終了後、訓練士さんに尋ねた。 「シェパードが向いているのだろうというところまてはわかりますが、どういう性質が向いているのですか?」 すぐ隣でラブラドールもお座りしている。盲導犬のイメージが強かったけど、こちらも優秀な警察犬なのだそうな。 結論として、噛む力の強さがポイントらしい。足あとを追いかけるときなんかは、ラブのほうがちょっと向いてる傾向はある、と。 それから、シェパードはわりとリーダーを選り好みするので、誰とでも組める傾向が強いラブのほうが向いてる仕事もある、と。 シェパードって、「狼っぽい外見のわりに、比較的誰にでもなつきやすい」という話を聞いたことがあったので、イメージが変わった。もっとも、「誰にでも」という評価を目にしたのは、日本での狩猟(生活のために主にひとりで出かける)に特化してきた犬種との比較のうえで、だった。西洋での狩猟(趣味のために、主に集団で出かける)で重宝されてきた犬の性質とは違うから、比較対象の基準が違うのかな。 もうひとつ質問。 「災害救助犬は、大変なので集中力が2時間くらいしかもたないと聞いたことがあるのですが、足あと追跡はどれくらい集中力がもつんですか?」 30分から、まあ1時間程度だって。「誰でもいいから、できれば生きてる人間を探しなさい」より更に難易度が上がって、「たくさんの臭いのなかから、特定の人間を探しなさい」となると更に集中力が必要となるそうな。 だいたいドッグイヤーが人間の7倍なら、1時間あのとてつもない嗅覚が持続されているなら、7時間の1日分働いたも同然ではないか。いやむしろオイラ、休みなく7時間も集中する自信は無いです……。 そんなわけで今日も「へぇ」連打であった。動物、身近な犬でさえ知らないことがまだまだいっぱいあるなあ。

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