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とても興味深い本を読みました。 僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則 [ 刀根 健 ] 肺を病巣に 脳、骨、肝臓、腎臓、眼球、腰椎、骨盤… と、全身をがんに侵された刀根さん (発覚時は既にステージ4)が 様々な代替医療をしていく闘病記 兼 神秘的な体験を通して起こった心の変化が記されています。 酒もたばこもやらない、スポーツも楽しむ刀根さんは ある日、体の違和感を感じて病院に行くと 進行性のがんに蝕まれていることが判明します。 死の恐怖と闘いながら 手術は出来ない状況と宣告されたため 抗がん剤治療を拒否、 代替医療の完治を目指します。 刀根さんが出会った方法は 漢方 食事療法 自強法 奇門遁甲(きもんとんこう) サプリ ノニジュース 陶板浴(とうばんよく) カラーブリージング ホ・オポノポノ 爪もみ 飲尿 引き寄せの法則 ヒーリング… 本当にたくさん勉強されて 痛みや恐怖と闘いながら 『がんに、負けるもんか!』と 必死に頑張り続けます。 ですが、容赦なく襲ってくる がんの進行。 階段が登れない 歩けない 座ると坐骨が痛くて座れない 血痰 字が思い出せない 深呼吸も苦しい 視界が狭くなる そんな状況に 病気が治ることを意図しながらも さすがに死を覚悟し、 家族とお葬式の相談をするまでになります。 そしてとうとう 脳の腫瘍のため、入院、放射線治療を 余儀なくされた時… 『やれることは全部やった、僕にやれることはなくなった。もう何も出来ることはない』 という心境になった途端 サレンダー(明け渡し)が起き 爽快感と解放感に包まれます。 そこから、 刀根さんのお父さんとの和解による 心の解放、安定、傷の癒やし 遺伝子検査で規定の型が適合し 分子標的薬(がんを抑える薬) でのがん治療の開始… と、結果1年足らずで がんが消失したり 寛解(かんかい)状態になります。 刀根さんは 奇跡的に、めったにない遺伝子型をもつ がんであり それによく効く薬を使えたことで 早期に治療が終了した面もありました。 ですがご本人も書かれています。 それだけじゃない。今までの厳しい食事制限による身体の浄化。〝悲しみ〟という抑圧された感情の排出。南伊勢の大自然の力、ヒーリングの力。 さらに、がんを乗り越えたあとには 生きるということへの価値観も変化しています。 がんになる前までの僕は生きることに対して、無意識に多くの制約や責任や義務を自分に課していたのかもしれない。自分はそれらをクリアしなければ、それを果たさなければ生きている価値がない、とでもいうように。 刀根さんがどのような過程を経て どのようなことをして何を感じながら ここまで心境が変化したのか? それが全てこの本に描かれています。 刀根さんが考えた 病気になる原因は下記の4つ。 身体の原因 心の原因 エネルギーの原因 魂の原因 病気になっても 悪いところを切れば終わる そんな考えではなく 刀根さんは 勉強や様々な出会いを通して その大元の原因を考えるようになっていったのです。 私も2年前に軽く鬱になりましたし 私の母はがん家系です。 そういったこともあり 興味深く読みました。 また、入院中に 刀根さんのところには毎日2~3人のお見舞いがあり 看護師さん達の間で話題になっていたそう。 「普通1週間に2~3人なのに、刀根さんは毎日2~3人来るね」 と。 そういう、みんなに愛される生き方を していきたいなとも思いました☺ 心やエネルギー等 見えないものの話が多いですが 闘病中の方でなくても 生き方の振り返りになる部分も多いのでは。 ぜひ、刀根さんが体験された、 苦しみの中から見出した真理を ご覧になってみて下さい✨ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.17 14:12:53
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