かつての私に言いたいこと
私がこの家に引っ越してきて
もうすぐ5年です。
見ず知らずの土地、友達も親族も近くにいなくて
知ってるお店も少なくて
当時8カ月だった娘と共に毎日お散歩したり
ようやく持てたマイホームが嬉しくて
家のことを頑張ってやっていました。
そんな時、近所のママと友達になりました。
お相手は3ヶ月のお子さんで、同級生で同じ女の子でした。
すぐに仲良くなり、週1程度でお茶に呼んだり出かけたり…
でも次第に彼女と会うのがモヤモヤしてきました。
彼女は旦那さんの帰りが19時半。
週に一度、自分の親(主にお父さん)が来てくれて、一緒に予防接種に連れていったり子どもの相手をしてくれています。
うちは助けに来てくれる親族もいないし
旦那の帰りも21時過ぎ、子どもが寝た後です。
それぞれの環境がある、そう思って気にしていないつもりでした。
でも彼女の話題にだんだんイライラしている自分が出てきたのです。
「昨日久しぶりに一人で子どもをお風呂に入れたけど、大変だね!」
「うちの父も退職してから実家で家事をやるようになったみたいだから、来たら色々こきつかってるの😁」
「子どもの後追いが大変だから、旦那が帰ってきてから夕飯作ってるの。旦那が子どもをお風呂に入れてくれて、そのあと私がお風呂入って寝かしつけするんだけど、その間に夕飯の片付けを旦那がやってくれればいいけど、やってくれない時は寝かしつけのあとに夕飯の片付けだから寝るのが遅くなって12時とかになっちゃう」
全てを一人でやっている私は
なんて言ったらいいのか分からなくなってしまいました。
彼女に悪気はなく、自分の話をしていただけです。
でも、私の環境を知ってるのに、そんなに人手があるのに何を大変がっているのか分からない…
それぞれでいい、と思いつつも
彼女と会うとそのあとずっとモヤモヤしてしまうのです。
それでも私は彼女を誘ってしまっていました。
こちらに引っ越してきて初めて出来た友人だし
貴重な遊べる相手をなくして
一人で子どもの面倒だけをみる日々が嫌だったのです。
でも「その日」はやってきました。
うちの子が一歳四ヶ月くらいの時のことです。
会っていた時、彼女がふとこう言ったのです。
「そういえば○○ちゃん(うちの娘)、いい加減ベビーカー乗れるようになった?」
確かにうちの子は後追いがひどくてベビーカーもチャイルドシートも嫌がるので
大変苦労しました。
出掛けても抱っこすることが多かった。
でも一歳過ぎから両方克服して
自然と乗れるようになっていました。
それを彼女は知らなかった。
でも…でも…
いい加減
って何?!
うちの子のこと、バカにしてたの?
それが本音なんだ…
と思いました。
ワンオペな分、子どもをちょっとでも否定されるような言い方されると
自分を否定されているような気分になったし
また、彼女みたいに親や旦那さんにたくさんサポートしてもらってる人には
私の気持ちなんて絶対分からない!
と悔しくもなりました。
それ以降、フッと心の糸が切れて彼女とは遊ばなくなりました。
他の要因もあったけれど、あの一言は大きかった。
うまく、徐々に距離を置ければ良かったけれど
私にそんな余裕がなく、急によそよそしくなってしまいました。
今から思えば
モヤモヤするくらいなら会わなければ良かったし
いちいち彼女の言うことに反応しなくても良かった。
助けがある人を羨むくらいなら
自分も手抜きしたり誰かを頼れば良かったのです。
彼女は彼女で、私の知らない苦労をしていたかも知れません。
でも一人が寂しくて彼女に執着してしまいました。
結果、聞きたくないことを聞いて
モヤモヤを通り越して「苦手」までいってしまいました。
近くに苦手な人が住んでるというのは辛いです。
顔を合わせる機会も多いし
どうしたって姿が見えてしまう。
姿が見えれば気になります。
嫌な思い出もなかなか消えず、何度も頭の中で思い出してイライラを増幅させてしまいました。
頑張りすぎてた過去の私
そして子育て中の皆さんに
「そのまんまでいいんだよ」
「誰かと比較して辛くなるくらいなら、自分も楽すればいいよ」
と言いたいです。
今日は暦の上で「天赦日」だそうですね。
Wikipediaによると
この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、最上の大吉日である。そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記される。
過去の過ちも失敗も神が赦してくれる日。
私の失敗もそろそろ自分で赦そう、認めよう、そして次に進もう
と、このブログを書きました。
長々とありがとうございました😄
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