カテゴリ:お店の紹介
先日、神戸の本山にある「ひつじ書房」という絵本専門の本屋さんに行きました。
以前からお友達のカホママさんに、「あのお店は本当に良い絵本ばかりだから、是非一度行ってみて!」と薦めて頂いていたお店です。 実は10年前から私もこのお店の存在は知っておりまして、お友達のお子さんへのプレゼントを買うために、何度か足を運んだことがありました。 当時はこのお店に置いてある絵本が良い本かどうかなど全く分からず、ただ絵本専門店なら適当に子供の年齢に合ったプレゼントに良い本を選んで下さるだろうと思い訪れておりました。 とても古く小さいお店で、実はもう無くなってしまっているのではないかと思ったりもしていたんです。 でも、まだしっかりと続いていました。 きっと、このお店の根強いファンの方がいらっしゃるのではないかと思います。 お店に着いたとき、カズが丁度ベビーカーの中でお昼寝中だったので、とてもゆっくりと置いてある絵本を見ることができました。 何と言うか・・・もう、感動物です!!! 狭いお店の中に、本当に良い絵本ばかりがびっちりと並んでいます。 あれも欲しい、これも欲しいと思ってしまうのですが、是非、店主さんはどの本を薦めて下さるのかお聞きしてみたいと思いまして、店主さんにお声をかけてみました。 ここの店主さん、女性(50~60代くらい?)なのですが、少しお話ししただけで、「私、この方が好き!」と思ってしまいました(笑)。 絵本が本当にお好きな様子で、お話ししていたのはカズが目を覚ますまでのほんの5分くらいだったと思うのですが、本当にお話ししていて とても とても楽しかったのです♪♪♪ カズが好きな絵本にどんな反応をするかも、とても興味を持って聞いて下さっていました^^ このお店、本当に良い絵本ばかりなのですが、店主さん曰く「自分が本当に良いと思うものしか店に置く気になれない」のだそうです。なんて素敵なんでしょう! それから、近所の書店で見かけないような良い絵本がたくさん置いてあるようだったので、「もしかして絶版になったような絵本も置いていらっしゃるのですか?」とたずねたところ、それぞれ1~2冊しか置かないのは不安だから、何十冊か置いていると、やはりいつの間にか絶版になっていることがあるのだそうです。 それが最近ではネット上でそういう本がひつじ書房にあったという情報が知らぬ間にやりとりされ、思いもかけないような遠いところから問い合わせが入ってとても驚かれるそうです(笑) 先日読んだ松井るり子さんの「可愛がられるために来た」という本(リンクを頂いているまめぞさんのお薦めの本です^^)の中にこんな記述がありました。 これはいい本だ、欲しい、と思ったら品切れと知るたび、買える時に「いい本だ」と気付いたことをご縁と思って、すぐ買う決意を新たにします。絵本にお金を払うと、その本と、作者と、画家と、翻訳者と、出版社と、書店と、そこで働く人たちを支持したことになります。・・・中略・・・買う時には「この調子で増え続けたらどうなるのか」と、そら恐ろしいように感じたものですが、過ぎ去ってみれば、子供と絵本を楽しむ時間など短いもので、長く続きなどしてはくれなかったのでした。 なるほど~と思いました。同じ買うなら良い絵本を好きなお店から買いたいものですね^^ このひつじ書房さんは我が家から少し遠いのですが、お電話で注文すれば送って下さる事もできるそうです。 でも、いえいえ、私はやはり実際に良い絵本をこの目で確かめるために、そしてまたこの店主さんにお会いするために、更にこのお店の空気に触れるために、また直接ひつじ書房さんに足を運びたいなと思いました♪ そうそう、私はこの日は絵本を2冊購入しました。 どちらもすっごく私のお気に入りになっています!(あっ、カズもすご~く気に入っています^^;) その絵本の話はまた後日の日記でご紹介させて頂きますね^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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